こんにちは、ダンナとヨメです。
コロナ禍結婚式シリーズ、今回は予告通り「ウェディングフォト」についてです。
私たちの撮影について、詳しくご紹介していきます!
タイトルは敢えて「ウェディングフォト」としました。
私たちにとっては「前撮り」でしたが、昨今は「挙式をせずにウェディングフォトだけ」というかたちを選ぶ人もたくさんいますよね。
我々は後者の方が選んでもおかしくないプランで撮影させて頂いたので、前撮り撮影はもちろん、ウェディングフォトを検討中の方にも参考になれば幸いです!
ウェディングフォトの是非
挙式をした理由、ウェディングフォトだけで済ませなかった理由
冒頭でも触れた通り、「挙式をせずにウェディングフォトだけ」という方も多くいらっしゃると思います。昨今の情勢もあり、以前よりも増えているのではないでしょうか…。
それでも私たちは、自己満足は重々承知で、挙式しようと決めました。
詳しくは、過去記事に詳しく記載しています!
↓
ざっくり理由をご説明しますと「今までお世話になった方々へ最高のおもてなしをしたい」という想いがあったから。
単純に"久しい人たちに会いたい!"という気持ちもありました。
が、何より"おもてなし"を通して、感謝の気持ちを伝えたいと考えていました。
結果としては、自分たちのやりたいことをとことんやりつつ笑、ゲストの方に「よかった」と言ってもらえる挙式ができました。式を挙げて・挙げることができて、本当によかったと感じています。
前撮りをしてよかったこと
- 挙式当日に写真を飾ったり、ペーパーアイテム・ムービー等に使用できたりする
- 挙式当日はゆっくり撮影できないが、前撮りなら時間を比較的多く取れるため、希望の写真や凝った写真を撮影することができる
- 挙式当日では使わない会場で撮影できる
- 挙式当日は着用しないドレスや和装・しない髪型やメイクで撮影できる
- 「撮影される練習」になるかも…?
前撮り写真を挙式当日に使用できる
やはり、皆さんが前撮りをする一番の理由は「式当日に使いたいから」ではないでしょうか。
もちろん、日常で撮影した別の写真を使う方法もありますが、「ウェディングフォト」の写真とそうでない写真は全くの別物です。
ドレス・タキシードや和装はもちろん、普段着であっても「二人の写真」を改めて撮ってもらえば、式のいろんな場面で使用できます!
万全のコンディションで、ゆっくり撮影の時間が確保できる
前撮りの醍醐味(?)は、ざっくり申し上げると「当日できないことができる」こと。
前撮りといっても「挙式会場に依頼する」パターン、「外部の写真屋さん・カメラマンさんに依頼する」パターンがあるかと思います。
「挙式会場に依頼」すれば、"お気に入りの会場で" "事前に" "万全のコンディションで" 写真に残すことができます。
繰り返すようですが、式当日は早朝から着付け・メイク等の準備があり、撮影に多くの時間は取れません。
そして、天気。これも式場によるかもしれませんが、ほとんどの場合は雨天決行かと思います。しかし、多くの式場は外にも撮影スポットがありますよね…!
当日撮影するつもりが、雨!曇天!と悲しい想いをしなくて済むのが、式場での前撮りではないでしょうか。
挙式当日では使用しない会場・衣装での撮影ができる
「外部の写真屋さん・カメラマンさんに依頼」すれば、式場を離れて自由度の高い撮影ができます!
そもそも私たち二人は(というかヨメは)「洋館でウエディングフォト撮影したい!」という希望を叶えることを第一の目的として、写真屋さんを探していました…笑
↓詳しい経緯はこちら
いろんな写真屋さん・世の中の"ウェディングフォト"というものを見ていると分かりますが、みなさん、本当にいろんな場所でロケーション撮影してらっしゃいます。
緑豊かな公園で!雰囲気のある洋館・建物の中で!夜の東京駅前広場で!見晴らしの良い海で!等…
そういった「ウェディングフォト撮影ならでは」の写真が撮れるのはとっても魅力的ですよね。
また…
「和装での結婚式を諦めたけど、前撮りで白無垢を着たい!」
「諦めたこのドレス、前撮りで着ちゃおう!」
等、式当日では諦めたことを実現できるのも、前撮りの良いところだと思います。
"撮影される側"の心得
これは個人差がありますが、来る挙式本番に向けて「写真を撮られる」練習になります。
実はヨメ、結婚式の後悔の一つが「綺麗に写真を撮られる練習をしておけばよかった」ということ。
『ドレスもメイクも会場もばっちりなのに!なんでこんな面白い顔してんの…;;』
な~んてことがあったとかなかったとか…
普段から写真写りバッチリな方は心配不要ですが、ヨメのように「写真撮られるのが苦手」「ひきつった顔になっちゃう」というような方は、自然に素敵な表情をする練習になるかも…?!
事前準備にオススメ、こんな書籍もあります◎
書籍:「自分史上最高にかわいく写るシンデレラ・フォトレッスン」渕上真由 著
前撮り、注意してほしいこと
前撮りをして「後悔した!」ということは一切ないのですが笑、個人的に「こういう点を注意した方がいいかも」というポイントをご紹介します。
- 撮りたいイメージ等があれば、必ず事前にカメラマンさんへ伝える
- 金銭的に余裕があれば、カメラマンさんを指名すると失敗しにくいかも
- 前撮り・フォトウェディングプランは、思ったより色んなところでやっている
- 前撮りにおいてもやはり「軸」は大切!
結婚式準備全般に言えることですが、相手方との事前打ち合わせはとっても大切です!
特に式場外部で撮影する場合、当たり前ではありますが「自分の好みのイメージ、髪型・メイクを再度、イチから伝える」手間が発生します。
(当時ヨメ「えぇ…式場打ち合わせで話した内容じゃん…また同じこと話すんか…仕方ないけど面倒…!」)
…意外とこれ、労力がいるんですよね…わかっちゃいるけど…笑
カメラマンさんを絶対的に信頼しているなら良いのですが、意外と「自分から何も言わないと本当におまかせコースになる」と思いましょう。
自分のイメージ通りの撮影のため、ちょっと頑張って打ち合わせ・事前連絡することをオススメします!
カメラマンさんや写真屋さんを選ぶ際は、過去の写真や作品を参考にしましょう。
多くのカメラマンさんを抱えている写真屋さんでは、更にカメラマン指名ができる場合があります。指名料がかかることが多いですが、余裕があれば、指名すると失敗しにくくて安心かもしれません。
(写真屋さんそれぞれ、独特の雰囲気がありますが、やはりカメラマンさんもそれぞれ違いがあります…!)
そして最後の助言「ウェディングフォト市場はデカい!」ということです笑!
一言で写真屋さんと言っても、前述したような、多くのカメラマンを抱えるような写真屋さんから、小規模な街の写真屋さんまでそれぞれです。
インスタグラム等から、個人カメラマンさんに直接依頼する方法もあるでしょうし、式場を経由して前撮りを手配する方法もポピュラーです。
そしてヨメがなるほどなあ~!と思ったのは「ドレス屋さんが撮影プランを提供している」というパターン。
挙式のドレスを借りたお店でも撮影プランがあるとのことで、話を聞いてみました。
すると「こういうドレス好きな方はこういう写真好きでしょう…?」と言わんばかりの雰囲気バリバリなお写真!ロケーション!!…撮影サンプルを見て、正直かなり心揺さぶられました…笑
でもヨメの軸として「洋館で撮影する」があったため、こちらのフォトプランを選択することはありませんでした。(でも、今ならこっちを選んじゃうかも…笑)
特に、私たちのような選択肢の幅が大きい挙式を予定されている方こそ、しっかりと事前調査をし、ご自分の「軸」をしっかり持った上で検討するようにしましょう!
できる限り後悔のない選択ができることを祈っています◎
わたしたちのウェディングフォト
写真屋さんへ依頼しました
私たちは色々迷いましたが、こちらの写真屋さん「ecoo」さんに依頼しました。
洋館ロケーション撮影ができる写真屋さんはいつくかありましたが、最終的な決め手は、「明るくて笑顔が素敵な写真が多い」という印象でした。
あまりにもキメキメで気取った感じは、私たち二人には合わないかな…と思ったので。
ロケーション選択でも障害となったコロナ…
当初は「旧前田家本邸」を希望していたのですが、新型コロナ感染者急増のため、一般公開が一時停止に…。
写真撮影→納品→準備期間を考慮し、待てるギリギリの期間まで待ちましたが、その間に再開することはありませんでした。
「重厚感ある洋館!」といったお写真が多く、撮影をとっても楽しみにしていただけに、とっても残念。いつか機会を作って見学に行けたらなぁと思っています!
最終的に撮影したのは「旧古河邸」。
バラ園でお馴染みの「旧古河庭園」敷地内の建物です。
撮影したのはちょうど6月で、バラの見頃。
なんだかんだ、暑すぎず寒すぎずで良い時期に撮影できました!
古河邸は、明るくて可愛らしい部屋から洋館らしい雰囲気のある部屋など、様々な雰囲気を持つ部屋があるのが特徴です。
出来上がった写真も、様々な雰囲気のものがありとっても満足しています。
撮影プランについて
私たちが撮影したのは「チャペル&洋館プラン」。
これに「ヴィンテージドレスチェンジ」を追加して撮影しました。
(金額的にはHPの価格に、多少の割引がありつつ…といった感じです。)
実際のチャペルや、雰囲気のある洋館などで撮影ができるプランで、挙式をせずウェディングフォトだけ、という方が選択されることが多いようです。
"ヴィンテージドレスチェンジ"は、ecooさん提携のドレス屋さんで、ヴィンテージドレスを選んでレンタルするオプションプランです。
当初「実際にドレスを見に行って、気に入ったものがなければ通常ドレスプランか、挙式のドレスを持ち込むか…」と考えていました。
挙式で着用する予定のドレスもヴィンテージドレスだったので(他店ですが)、それを持ち込むという選択肢も検討していたのでした。
というか、一度ヴィンテージドレスを試着したら「一般的なボリュームのあるドレスはちょっと…」という脳になってしまったんですよ…怖いですね…。(おそらくヨメには"真っ白のウェディングドレス"があまり似合わない、というのが大きい要因ですが)
「私に合うドレスはあるのか…」と不安を抱えつつドレス屋さんに向かいましたが、結果、とっても素敵なドレスと出会ってしまい…笑 提携ドレス屋さんのヴィンテージドレスで、撮影することになったのでした。
写真はこんな感じ
この他、インスタグラムでは随時写真更新中です。
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おまけ:迷ったウェディングフォトプランはこちら
ヴィンテージドレスを取り扱うToi et Moiさんの撮影プランです。
(こちらのお店で挙式ドレスをレンタルしました!)
ヴィンテージドレスが好きな方はグサグサ刺さるお写真のはず…笑!
予算的にも余裕がある方はぜひご検討を~!
前撮り・ウェディングフォトを振り返って
"二人だけの結婚式"ができてよかった
ecooさんでは「小さな結婚式」と謳っていることもあり、撮影の中で「ベールアップ」「指輪交換」等、結婚式ならではのポージング撮影がありました。(もちろん、する・しないは事前打ち合わせで変更可能かと思います!)
気分的には、二人だけの"貸し切り結婚式"なわけです!
特別感のある、貴重な体験ができました。
また、撮影時に親族や友人等、数名であれば呼んで見学してもらうことも可能とのこと。(会場により制限があるのでご注意ください。)
「結婚式は出来なかったorしなかったけど…」という方が、フォトウェディングに行き着くのも納得してしまう、そんなひとときでした。
大量の素材をゲットできた!!!
やっぱりこれ、結婚式用の動画・ペーパーアイテムに使う素材(写真)が大量に手に入ったこと!これは大変助かりました…笑
私たちのように、手作りアイテムが多い新郎新婦さんは、素材の大切さを痛感することが多々あるのではないでしょうか…!
良くも悪くも「結婚式二回分」
外部での前撮り・ウェディングフォトを選んだ私たちでしたが、一通り終わって気が付きました…
「これ実質二回結婚式やったんでは…???」
そうです。つまりは、楽しさや思い出も二回分ですが、費用と大変さもほぼ二回分、ということ…!
私たち二人の場合は、ヨメのわがままで始まった「洋館でウェディングフォト」だったため、ウェディングフォトに関する費用や準備はヨメが担当、と決めて進めてきました。
外部で撮影を検討されている方は、希望の撮影・費用・準備期間等、お二人でよ~く話し合った上で決めてくださいね。
さいごに
改めて振り返ると、準備はとても大変でしたが、楽しくて貴重な体験が出来た"洋館ウェディングフォト"だったなぁと思います。
単なる"前撮り"以上に、価値ある体験でした。
また、この機会に魅力的な写真屋さん・カメラマンさんをたくさん知ることができました。
いつか、家族フォト・記念日フォトなんかでお世話になれたらいいな!と個人的に企んでおります…うふふ
そうそう、今回のブログ更新日8月10日は「ウエディングフォトの日」らしいですよ!
この機会に改めて、写真を見返してみるのもいいかもしれません。
("ウェディング"なのか"ウエディング"なのか、よく分からないヨ~と思うヨメなのでした)
<関連記事はこちら>