こんにちは、ダンナです。
世の学生は夏休み真っ盛り。
この時期になると思い出すのは夏休みの宿題です。
ダンナはいつも最初の週にほぼすべての宿題を終わらせて、後は楽器の練習したり、読書したり、ゲームしたりと遊び呆けていました。
しかし、必ず最後の方まで残っていた宿題が「読書感想文」です。
「書き方がわからない」「本を読まない」といった理由ではなく、「今年はどの本を読書感想文にしようか」と悩んでしまうからです。
「読書感想文」という宿題は毎日本を読んでいても怒られない、素晴らしい口実であったため、ダンナが好きな宿題でもありました。
そんなダンナがこれまで読んできた本の中で
「これは人生を変えてくれたな～」といった本を紹介していきます。
対象者を分かりやすくするため、ダンナが読んでいた年代ごとに紹介していきます。
小学生～中学生
空想科学読本I
まずはじめにご紹介するのは「空想科学読本シリーズ」です。
アニメや特撮で描かれている世界を「真面目に」「科学的に」考察するという本。
何事も真面目に考える楽しさを教えてもらった一冊です。
ダンナが理系にたいして憧れをもったキッカケでもあります。
このシリーズはアニメや漫画にしか興味がない子供にも受けが良い作品です。
例えば「ライダーキックは物理的に可能なのか」と、「仮面ライダー」というコンテンツを用いて、考える楽しさを教えてくれます。
【参考】
ハリー・ポッターと賢者の石
次に紹介するのは「ハリー・ポッターシリーズ」です。
良くも悪くも現実的だったダンナに物語小説の楽しさを教えてくれた一冊です。
日本語訳も面白かったため、中学生のときには原著（英語）と翻訳版を読み比べたりしていました。
※原著はスラングや造語が多いので、英語の勉強…というには不向きかもしれませんが、楽しめます
【参考】
Amazon ：ハリー・ポッターと賢者の石 (1) J.K.ローリング
楽天市場：ハリー・ポッターと賢者の石 [ J．K．ローリング ]
14歳からの哲学 考えるための教科書
多感な時期は「理由もわからずイライラする」「他者と比較してしまい落ち込む」「言語に出来ない不安が襲う」など、成長に伴う感情の不安定さや矛盾がつきまといます。
世の中に溢れている当たり前を「整理」して「考える」ことで「何に不安を抱いているのか」を少しずつ理解できるようになります（体験談）。
今読まれている方が親御さんであればプレゼントしてあげてください。
14歳前後の方ならば今の自分のために、読んであげてください。
今回紹介する愛読書の中で最も読んでいただきたい一冊です。
【参考】
Amazon ：14歳からの哲学 考えるための教科書 池田 晶子
楽天市場：14歳からの哲学 考えるための教科書〔池田 晶子〕
高校生～大学生
自然保護という思想
「自然保護という思想」は、私の考え方の幅を広げてくれた愛読書です。
「自然に対して私たち人間がどのように向き合うべきなのか」ということについて、哲学的に説いています。
みなさんがよく使う「自然」「環境」とは何だろうか。以前までは「自然保護」という言葉が用いられてきたのに「環境保全」へとシフトしてきたのは何故か簡潔に整理されています。
【参考】
現代語訳 般若心経
ダンナの時代、Youtubeよりもニコニコ動画が主体でした（多分）。
ニコニコ動画で一時期流行った「般若心経ポップ」というボカロ曲がキッカケで、「これってどういう意味なんだろうな～」という安易な気持ちで手に取った本です。
般若心経（般若波羅蜜多心経）は約260文字と短い経典ながら、お釈迦様の教えの重要なところ、本質的な要素が込められたものです。
しかし、それを理解するのは難しい。なんせ全部漢字だし、普段使わない文字も含まれている。
そんな般若心経を現代語訳として解説してくれている名著です。
私は特別何かを信じて生きている人間ではありませんが、キリスト教の「新約聖書」やイスラム教の「コーラン」、ユダヤ教の「タルムード」など、歴史を歩んできた名作を一読してきたなかで、「やっぱり仏教の教え好きだな～」と思った次第です。
迷える日本人に必要なのは入信まではせずとも、こういった考え方なのかもしれないと思いました。悩みの尽きない方、辛くて堪らない方には特にオススメの一冊。
この世は「色即是空 空即是色」なのです。
【参考】
金持ち父さん貧乏父さん
言わずとしれたお金の名著「金持ち父さん貧乏父さん」の改訂版です。
投資の手法について書かれた本ではないため、学生にも読みやすい一冊です。
お金持ちと貧乏人の分水嶺はここにあったのかと気付かされ、学生時代から何度も読み返しています。この本に出会ったからこそ、今のダンナがいるのかもしれません。
家族や友人を始め、多くの人に勧めてきましたが「いつか読んでみるよ」「そういう自己啓発本を買うこと自体がお金の無駄なんだよ」と流されてしまうこともしばしば。
そういった状況を見て、より一層「なるほど、ロバート・キヨサキの言っていたことは、こういうことなのか」と理解が出来ました（悲しいことに）。
この名著から何かしらの学びを得られた人が「金持ち父さん」になれるのだと思います。
【参考】
楽天市場：改訂版 金持ち父さん貧乏父さん[ロバート・キヨサキ]
社会人…
ユダヤ人大富豪の教え
これについては以前書いた記事を参考にしていただいたほうが良いかもしれません。
社会人になってから読んだ本ではありますが、「もっと早く出会っていたら、もっと楽しく資産形成が出来ていたかもしれない」という思いから、新社会人になる義弟に向けて書いた記事です。もちろん、現在社会人○年目～という人でも知っておくべきお金の知識が沢山詰め込まれています。
著者である本田氏が大富豪のユダヤ人からお金について教えてもらうストーリ形式となっているため、とても読みやすいと思います。
【参考】
Amazon ：ユダヤ人大富豪の教え 幸せな金持ちになる17の秘訣
楽天市場：ユダヤ人大富豪の教え 幸せな金持ちになる17の秘訣
FIRE 最強のリタイア術
今のように投資の情報に溢れた時代ではなかったため、試行錯誤しながら資産形成を進めていました。何が正解か、どのような方針で投資すべきか、これといった軸が定まっていなかった時にであった一冊です。あるいみでは私の「教典」かもしれません。
FIREとは「経済的自立、早期退職」を意味する語で、乱暴な言い方をすれば「お金を沢山稼いで、投資して、さっさと仕事やめようぜ！」ということです。
私自身、早期退職については割とどうでも良くて「経済的自立」という考え方に魅力を感じました。
概要については以前記事にしているので、是非こちらの記事も一読ください。
【参考】
さいごに
以上がダンナの人生を変えた愛読書たちです。
好きな小説等は数あれど、「人生を変えた」となると意外に少ない印象でした。
みなさんにとって「人生の変わる一冊」がここから見つかると嬉しいです。
また、他にも以下のような記事を書いています。
まだお時間があるようでしたら読んでいただけると嬉しいです。
（記事紹介）
