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将来新潟に還りたい夫婦の生活記録

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沢山の笑顔に包まれた二人の今日という日~初めて荒川ケンタウロスのライブに行った話~

こんにちは、ダンナです。

 

先日、ヨメに誘われライブに行ってきました。

場所は渋谷。箱は「LUSH」。

会いに行ったのは「荒川ケンタウロス」さんです。

今回のブログタイトルで引用した「アンセム」は結婚式のBGMにも使わせてもらいました。良い曲なのにあまり知られていないの代名詞と言っても過言では無いと思います。

かくいう私もヨメに教えてもらうまで知らなかった。こんなにも良い曲があるとは…。結婚式の定番として知られても良いのでは?と思うほど好き。

 

今回のライブは荒川ケンタウロスさんのワンマンライブで、約二時間という少ない時間ながら、曲数はたっぷりとある濃厚なセットリストとなっていました。

私、荒川ケンタウロスさんビギナー🔰なので、偉そうなことは言えませんが、ビギナーなりに言わせて貰えるならば「お酒の席に似合うバンド」と感じました。

基本的に落ち着いた曲調で、優しい語り口調のボーカル、ひょっとこお面が似合いそうなベース、見た目の割に真面目そうなギター、見た目のとおりなキーボード、意外と大人しいドラムの五人組(偏見を多分に含みます)。

皆さん、かっこよい感じに年齢を重ねているおじさんたちなので、スーツ姿で、バーの片隅にいたら大分かっこ良いのでは?と思いました。

 

そんな第一印象がかなり良い荒川ケンタウロスさん。そのなかで一番好きな曲は「ハンプティダンプティ」です。玉子です。TKGの歌です。

www.youtube.com

参考:Amazon「玉子の王様」

曲を聴く感じ、マザーグースの中でも比較的有名なハンプティダンプティを荒川ケンタウロスさん的な解釈で曲にしたものだと勝手に推察します。

鏡の国のアリスでは、アリスがハンプティダンプティに向かって「Do you know this song?(この曲知ってる?)」と尋ねて口ずさむと、「Don't sing that terrible song.I don't like it at all.(やめてくれ、その曲は嫌いなんだ)」という会話があります。

当然、高い所から落ちてしまった玉子は割れてしまうため、誰にも救えません。ハンプティダンプティが嫌うのも当たり前です。

ビギナーのくせに!と言われてしまうのであまり語ることはしませんが、曲中でも引用されている「All the king's horses,And all the king's men.」の解釈が個人的にはとても好きでした。

むかし、英語の授業だったか、マザーグースを漁っているときだったかに感じた意味では「玉子が落ちたら救いたくても救えない」程度に考えていました。

しかし、荒川ケンタウロスさんのハンプティダンプティでは「驕った人を救う人は誰もいない」という解釈なのかな?と思い、面白い話にしたな~なんて勝手に感心してました。本当のところは分かりませんけどね。

 

さて、そんな解釈云々はこれ以上にして、最後に「お酒の席に似合うバンド」と思ったきっかけについてお話しましょうかね…。

実はダンナ、ライブハウスは苦手…というか、嫌いに近いのです。MCにもありましたが「湿度高くて、密集していて、爆音がうるさい」のです。

音楽は座って、程よい音量で楽しむものだと教えこまれてきた(クラシックコンサートとか)ため、ライブハウスは自ら行くことは無いのです。

あとはマナーが悪い客とか、全体的にチャラついた感じが苦手とか…ライブすきには怒られてしまいそうですが色々とあります。

しかし、荒川ケンタウロスさんのライブは、それらの苦手を忘れさせてくれる程良い空間だったと思います。

あまり使いたくない言葉ですが、比較的ファンの民度が高いバンドだったからというのもあるかもしれません。目立って嫌な思いをしなかった…。

ここら辺が「お酒の席に似合うバンド」という感想を持ったキッカケかもしれません。ファンの人達と共にある、良いバンドであると思います。

僕もこの人たちと一緒に音楽を楽しめていることが、心地よかったです。偉そうなこと言ってますね、すみません。

 

最後に。

楽しいけれども、うるさい、変な人だらけ、疲れるというライブのイメージを変えてくれた「荒川ケンタウロス」さんには感謝です。

※ここまで、ハンプティダンプティとアンセムをリピートしながら書き上げました。いい曲だね、やっぱ。