ごはんがおいしい。

将来新潟に還りたい夫婦の生活記録

MENU

Ken Miyake NEWWW Live Tour 2022 の感想


三宅健のソロコンサートを見に行ったはずだった…。

だが、それは"三宅健とV6"のコンサートだったんだ…。

な、何を言っているかわからね~と思うが、俺も何が起きたのか分からなかった…ッ!!

 

どうもヨメです。

「V6のファイナルライブ、いい加減ブログ書こう~。」「いや~、円盤出たから円盤見直して書こう~。」「う~ん、もうすぐ一年経つしそのタイミングで…」

なんてぼやぼやしているうちに、ミヤケケンのソロコンに行くことになりました。

 

ネタバレしか無いブログです!

個人的な解釈とか感情とか垂れ流しなので、許せる方だけどうぞ…!

 

 

会場について

さて、私が参戦したのは東京公演、場所は「東京ガーデンシアター」

www.shopping-sumitomo-rd.com

 

有明にあるショッピングモール「有明ガーデン」内の会場です。

以前Syrup16gのライブで訪れたことはありまして…まぁ有明なので「アクセスしにくいな」というのが個人的な第一印象です…笑

 

ですが、会場の造りが最高に良い!!

わかる人にはわかる例えをすると「TDCホールを更に見やすくして縦長にした感じ」です。(通じる???)

アリーナ、一階バルコニー席の見易さはもちろんのこと、上の階でもしっかり傾斜がついており「どこからでも見易い」会場だなぁと感じました。

 

そして、今までV6のライブで使ってきたようなアリーナとはちょっと作りが違います…

V6のライブといえば、花道・Vロードがあって、前後中心にステージがある…

でも今回の会場はそれができないんですよね~。

新しい景色は新鮮で楽しい一方、少し寂しくもあり。

健ちゃんもライブ中、「トロッコとかでさぁ~、みんなの近くに行きたいんだけど…でも、ご時世的に難しくて。」なんて話をしていました。会場的にそういった演出が厳しいのかな~と思ったり。

 

アクセスのしにくさはさておき、ご飯や休憩・待ち時間も「"有明ガーデン"でなんとかなる」のはすごくいいな~と思いました。

私は当日、イオンモールで飲み物だけ調達しました。

大型のイオン食料品売場に入るのが久々すぎて、一瞬都内ではない場所にいるかと錯覚するぐらい…(田舎人あるある、この懐かしい感じ…!)

オシャレなお店やカフェなどもあるので、今度ゆっくりショッピングするのも楽しそうだな~と思いました。

 

グッズについて

"ミヤケケン"ということで、犬モチーフの多い今回のグッズたち。

全部可愛いし、健ちゃんのビジュアルもとても良い…。

johnnys-shop.jp


私は当日会場で「ペンライト」と「クリアファイル」だけ購入。

東京公演では販売の無かったソックス、これは後からオンラインで買うぞ~と決めております!

他のグッズを追加するか否かは、ギリギリまで悩もうかと思っています…笑。

(Tシャツ可愛いし生地が最高って聞くのですが、やっぱり値段で悩んじゃってます…辛いね…)

 

今回会場のグッズ販売は、売り場入場整理券をウェブで申し込む形式になっていました。

便利!混雑回避!すごい! …時代だな~と思いました。

 

さて、噂のペンライト、お値段はちょっと高いですが

(本人が「いつもより高いでしょ?高いよね~」って言ってて笑っちゃった。)

ご本人が拘って作っただけあって、めちゃくちゃ可愛い…。

そして、シリコンでできたこのクマ、潰すと「プピ」と音が鳴るのです!!!(よく赤ちゃんが遊ぶような…あんな感じの…)

客席で声が出せない昨今、代わりにプピプピするの超シュールだけど楽しかったです…笑

 

~以下、MCコーナー内のペンライトにまつわるトーク覚書~

  • 好きなアーティストの方に製作依頼したら、とんでもないモノが出来上がってきちゃって…(普通に売るなら1個1万円ぐらい)どうせ1回しか使わないでしょ?なのにそれは高すぎるから、スタッフさんが色々探し回って提案してくれたんだよね~
  • 「三宅さん!これならまだ事務所で誰もやってません!!」って。
  • 今回青一色にしか光らないでしょ?本当は色も変えたかったんだけど、それすると値段上がっちゃうからさ~
  • 「コイツこんな表情してるの、わかる???」(目線を左斜上にするおすまし顔をする健ちゃん、かわいい…)「カワイイよね!」(お前がな!!!という観客の気持ち。=プピプピの嵐…)
  • 椅子の上にペンライトをそ~っと立てる健ちゃん。「立った!!コイツやっぱかわい~な~?!」(お前がな略)
  • 「コイツの好きな使い方があってさ~」(クマをめちゃくちゃに潰す健ちゃん)「で、これが元に戻るときの音が…あれ?」(うまく音が鳴らず、再度潰し…クマ可哀想…;;)「そう!ロングトーンで鳴るの!いいでしょ?」(プピーっ)

 

V6と供にあったライブ

選曲、まるで「今年のV6のライブ」じゃん…

ラストライブでやった曲がたくさん。近年発表曲がたくさん。

なんというか、「もし今年V6がライブしていたらこんな感じ」のセトリ。

なんといっても、ラストの「Crazy Rays」はライブで一度もやらずに解散してしまった、おそらく唯一のシングル曲。

「ここでやってくれるのォ…?! ほんとそゆとこ…!!!」

と感動しました…ありがとうミヤケケン…

 

ダンサーさんとの演出

ダンサーさんをV6メンバーに見立てた演出の数々…そ、そ~いうことするんだ~??!

M3「分からないだらけ」

完全にラストライブのそれ。

健ちゃん+ダンサーさん5人(たぶん)でそのほとんどダンスだった気がする。

このタイミングで初めてダンサーさんが登場し、この曲・この演出だったので、

「こんなん6人じゃん!!!」と私の涙腺と情緒が崩壊しました。

 

M6「Maybe」

oh!my!goodness!コンのそれ、完全再現でした。

正直当時の演出、ほとんど頭からすっぽ抜けていた意識低いオタクの私。

それでも、ダンサーさんを照らす照明の色が明らかにメンカラだったので「おや…?」と思い…。

更に、曲が終わった後、前の席のお姉さま方が

「やっぱりそうでしょ?!」「そうだった~泣!」

みたいな小声のやり取りをされていて、私は確信した。(そこで?!)

帰ってから映像見返したら、本当に完全再現で改めて泣いちゃった…。

 

M10「ミュージックライフ」、M20「Crazy Rays」

もちろん歌唱は健ちゃんなのですが、ダンサーさんも出てきて6人で歌っているかのような演出。

そして照明がメンバーカラーになったりするので…泣いちゃうね…。

普通に楽しくやりましょう~って方針なのかもしれんが、

あからさまに曲中「メンバー同士のわちゃわちゃ」のようなシーンがあり…

いやこれもなにかを参考にした演出ですかね???

 

ちなみにこれらは「6人がいた」というよりかは、「6人(ダンサーさん)と健ちゃんがそこにいた」と言うのが正しい。

現在の健ちゃんがV6という思い出のアルバムを見返しているかのような、そんな感じ。

 

メンバーカラーの存在感

まず、2着目の衣装(たぶんM6~MCまでの間)が、パステルカラーのパネルを組み合わせたみたいなセットアップ。

可愛らしいパステルカラーで一瞬気づかなかったけど、青・紫・緑・赤(ピンク)・黄 で、いやこれは…もう…

この間、ダンサーさんたちも、このいずれかのパステルカラーのシャツを着用されていて…そうだよね、そういうことだよね?!

 

M10のミュージックライフでは、本来歌唱しているメンバーのメンカラ照明にそれぞれ色を変える粋な演出がありました。

アレで涙腺崩壊したオタクは数知れず…。(そうだよね???)

 

「ブイロクの木」…早く行かなきゃな…

M19「意味のないドライブ」、ここで事件は起きます。(事件なの??)

M5後の"健ちゃんがドライブする映像"の続きと思しき、"ドライブを終えて健ちゃんが車を降りる映像"が流れます。

その後に流れ出すこの曲、なんと森田さんの歌い出しから始まったのです。

ちょ~っとTwitterで微ネタバレを踏んでいたので、「これか」とね、一瞬で全てを悟りました。

 

そんなわけでこの曲は、5人の音源+健ちゃんの生歌唱、でした。

びっくりしたわ~。なぜこの曲チョイスなのか、考察を深めたいところですけど。

 

そしてこの曲の間、後ろのスクリーンには「ブイロクの木」のシルエットが。

うわ~、そっか~、6人だな~…ウンウン…(語彙力が申し訳ない…)

 

だんだん日が暮れて夕暮れ色になるスクリーン。

黒く浮かび上がるブイロクの木。

そして曲が終わると同時に、目を閉じ天を仰ぐ三宅健

空の色は真っ白になり、暗転。

すると暗転の直前、ブイロクの木を仰ぎ見る三宅健のシルエット…という最高に美しく儚い美術品がそこにはあった。

なんだこれは…めちゃくちゃ好きな演出でした…。(どうか伝われ…)

 

ブイロクの木、実はまだ行けていないので、早く行きたいな~行かなきゃな~と思いました。ね。

 

舞台セットと演出、ライブのストーリー性

さて、ライブ開演前に"影アナ風健ちゃんアナウンス"があり、「俺が車を運転している映像が流れるまで、ペンライトはつけないで」というお達しが。

MCではこのことについて「ペンライトの光で、バックダンサーさんが準備しているのとか見えちゃうと無粋だから」というような説明をしていました。

が。

それだけじゃないと思うんですよ…

 

"ペンラつけないでタイム"のセトリはこんな感じ。

M1.HELLO~M2.マジカペ~M3.分からないだらけ~M4.アルバム新曲~M5.悲しいほどにアイドル

→分からないだらけ、で初めてダンサーさんが舞台上に。

 

確かに、事前にダンサーさんがいるなんて情報ありませんし、まさか昨年のそれを再現すると思わないから、

「明転したら6人いる!!!!」

というインパクトはでかいです。そのためだけと言っても過言ではない…かもしれませんが…それだけじゃないと思うんだよォ…。

 

この5曲中だけ照明の演出が明らかに違うんですよね。

舞台セットを個室に見立てて、「部屋の中にいる」風な演出なんです。

舞台セットの壁はサンドベージュで統一されていて、(もしかしたら光の当たり方によって見え方変わるやつかも)

窓があったり(外から差し込む光がマジ美しすぎて大好き…この照明嫌いなやつおらん…)

ドアがあったり、はたまた別の部屋へつながる出入り口があったり(光に誘われるミヤケケン美しすぎた~~~~)

鏡があったりして(鏡!!!!鏡ですよ!!!!!)

いかにも「部屋」なわけです。

そして、この間の健ちゃんの衣装も舞台セットと同じ色、サンドベージュです。

(肩のあたりにビジューがついてて上品な生地でとっても素敵でした…昭和ジャケットをオシャレに着こなす男だ… ベージュだけど、照明の色がちゃんと綺麗に映える衣装だな~すごいな~~~という感想。)

 

なんかこう…「色の無い世界で、一人葛藤する俺」っぽくないですか?!?!(い、言い方…!笑)

からの~、このパートの最後「悲しいほどにアイドル」で自分の部屋から飛び出して、アイドルとしてステージに立つわけですよ…

そりゃあこの世界観にペンライトは似合わないよね。むしろ無い方がいいよね。

映像明けのM6.Maybe以降は、先ほどの「部屋」な雰囲気は一切出てきません。

それ以降は演出も舞台セットも、"コンサートのステージ"だな、って感じ。

 

だから私は…深読み大好きオタクこと私はですね…

「V6の解散を引きずるミヤケケン」→「やっぱ自分はアイドルだから、ステージに立つミヤケケン」→「6人の思い出も、未来の希望も覚悟も、ファンと一緒に全部連れて行くぜ!!!!」

なストーリーだと思うんですよこのセトリは!!!

 

 

感想「三宅健が今感じている、V6の解散とは」

「未練タラタラ」?「成仏してない」?それとも??

正直ね、M3「わからないことだらけ」を6人編成でやりだした時点で、私は

「なんだよ~~~オタクと一緒でご本人も成仏できてないんじゃん?!」

「ていうか私も自分で思っている以上に成仏できてないな…(ズビズビ」

な~んて思ったわけです。

でも、この「成仏」って、なんでしょうね…?(オメーが聞くな)

 

まぁ~「未練がある」という言い方と殆ど同じニュアンスなので、言い換えれば

「未練タラタラやんか!!!」

という話になるわけですが、「未練タラタラ」とはまた違う気がします。

たぶん、彼は6人で決めた通り「V6をやりきった」はずなので。

 

私が感じたアイドル・三宅健の答えはこう。

「そりゃあやりきったけど、後ろ髪引かれるところはまだある。"またいつか"を夢見て、今は進むべき道を進む。」

そんな感じ。

 

アイドル・三宅健だからこそ、

「すぐにみんなに会いたくて、スタッフさん協力の下、この時期にコンサートができた」と彼は語り

  • 去年の解散、からの今年のこの時期だからこそ、ファンと会う時間をなんとしてでも作った
  • そんなタイミングのライブツアーだから、V6を強く意識したセトリ・演出になった
  • そんなライブツアーのためのニューアルバムだから、「NEWWW」という作品が出来上がった

のかな~~~~、なんて、いちオタクは考えるわけです。

 

でも、それはあくまで彼が見せるアイドル・三宅健の姿。

本当はもっと色々思って色々考えている…かもしれないし、そうじゃないかも。

 

「成仏できるかどうか」って、未練の有無にかかわらず、もっと心の深いところ…いや、未練とはまた別の話な気がします。

未練が無いからって、やりきったから、ってすぐ成仏できるモンでもない。

「成仏」=「心がもう後ろを振り向かないかどうか」だとしたら、そうそうすぐには「成仏」なんて出来るはずないですよね。

 

新曲から感じる「アーティスト性」、それから「勝利六人組」への答え

アルバムの発売が延期してしまった今作、会場で初めて聞くことになったわけですが、まぁ~今まで以上に挑戦的でカッコいい曲だらけね!?!?

V6の楽曲も年々アーティスティックになっていて、ラストアルバム「STEP」はその最たるものだったと思うのです。

でも、やっぱり一応"ジャニーズのアイドルグループですから"という感じ?または「V6」という感じ、は意識されていたのかな…と思ったり。

今回の曲を聞いて「更に振り切ったな?!」と思ったので、ある意味「V6という殻を破ったんだぞ」ということなのかもしれない。もちろんいい意味で。

 

さて、今回のアルバム、通常版のみに収録されている曲「Answer」。

この曲の歌詞が!!ちょっと!!!!って感じなんですけど…。

ライブでは、この曲を歌う前に健ちゃんがこう話していました。

「この曲は、みんなのために作った曲です」(ニュアンスです…間違ってたら教えて…)

 

そしてこの曲の中で、繰り返し出てくるフレーズがあります。

「勝てなくていい 負けなければいい」

これは…"勝利六人組"に対する"Answer"なのか…?!

だとしたら、26年間V6をやりきった男の答えとしてあまりにも優しすぎるし強すぎるよ…君は君だしオレはオレだ…(だってアイドルは勝ち負けが全てじゃないもの…)

 

そして「諦めなくていい」というフレーズ。

これは……"6人でまた歌えることを諦めなくていい"ってことでおk?!?!

これはファンに向けて「諦めなくていい」と言っているようにも聞こえるが

それこそこのセトリの流れ、この曲が終盤に歌われたことを踏まえると、

ミヤケケンが自分自身に言い聞かせている、ようにも聞こえませんか……

(いやもうほんと妄言だらけですまん…)

 

このタイミングでのライブ、まぁ~一言で感想を述べるならば

「そりゃあ解散は寂しい」という心情と、

「6人でやってきたこと、6人に対する未来の希望も、1人の覚悟も、全部引き連れてファンと一緒に前に進む」という意思を持つ、

スーパーアイドル・三宅健だったな!!!です。ありがとうございました!!!

 

おわりに

ここまでトンデモ妄言ブログを読んでくださったあなた、本当にありがとうございます…。

冒頭の

三宅健のソロコンサートを見に行ったはずだった…。

だが、それは"三宅健とV6"のコンサートだったんだ…。

という気持ち、おわかりいただけたでしょうか…笑

 

三宅健の怖いぐらいすごいところ・尊敬だなぁと思えるところは、

この「2022年10~11月にライブをやる」ということの重要性を、ファンとすごく近い感性で理解しているところですよね。

そんな彼のこれからの活動も、大変楽しみだなぁと思ういちオタクなのでした。

ありがとう健ちゃん!!!

 

アルバムの発売を楽しみにしつつ、ライブツアーの完走を祈念しております。

あ!あとライブツアーの円盤も!!!オナシャス!!!