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【雑記】FIREという単語を見かけない今日この頃

 

こんにちは、ダンナです。

今回はただの雑記的な感じです。

近頃、FIRE(Financial Independence, Retire Early)という単語を見かけなくなりました。もしかしたらまだ知らぬ場所でブームの最中なのかもしれませんが、鎮火しつつあるように思います(FIREだけに…寒…い)。

なぜFIREムーブメントは落ち着きを見せているのか。投資を続けていると定期的に訪れる下落相場との向き合い方と併せて、つらつら書いてみたいと思います。

 

景気が良いときは心地が良い

昨年からの株式市場動向は手放しで喜べる環境ではなく、あまりの荒波に船を降りてしまった方もいると思います。

直近の暴落といえば「2020年3月12日 コロナショック」が印象強い人もいるかもしれませんが、その後一気に上昇してFIREムーブメントを加速させました。

しかし、上昇相場は長く続かず2021年12月頃から現在にかけてまで緩やかに下落している状況が続きます。

直近のピーク時から日本株はほぼほぼ横ばい(と言ってよいのかな?10%前後くらい?)、米国株はドルベースで見るとゆっくりと時間をかけて下がっていきます(20%前後くらい?)。

「もしかした今が底値かも!」と機会損失を逃したくない人は疲れてしまう相場になったのではないでしょうか。

暫くは「今が買い!」とか買い煽りをしていたメディアも、手のひらを返したかのように、投資に関する記事や景気の良いニュースを報じなくなります(そもそもネタがない?)。

 

それまで金融ニュース等では見ない日が無かったであろう“FIRE(経済的自立、早期退職)”についての記事なんかは、パッタリと無くなったように思います。

一部、ブロガーさんやインフルエンサーさんによる発信は続いているので、個人的にこっそり覗きに行ったりしていますが、毎月のように上梓されていたFIRE関連本も見かけなくなりました。

探せばあるし、意外とまだFIRE熱は冷めていないのかもしれませんが「探さなければ見つからない」状況になったように思います。

 

こういった細かいことが結構重要で、投資初心者や普段気にもとめない人たちの熱が冷めてきたとも受け取れます(初心者から中堅者になれたのかも知れません)。

個人的に直近での買場は過ぎたように思いますが、今のように落ち着いてきた状況ほど、こちらも落ち着いて情報を集めて資金を投じることの出来る良いタイミングである。と、経験上ですが思うのです。

先物取引等で日々の値動きが重要な人はその限りでは無いと思いますが、ゆっくり買って、ゆっくり売る私にとっては有難い状況です。

 

近年の相場は退場してしまった投資初心者の方や早く退職したい人たちにとり、想定外であったのではないでしょうか。

長い期間、しかも下落だけでなく時折上昇したりとストレスのある環境でした。

PER等指標を一度無視して、今の値段が自分にとり安いのか、はたまた高いのかを冷静に判断する。

こういういったことがクラスターが過熱しているときは判断しにくいものです。誰も損はしたくないし、波に乗ってゴールしたいですからね…。

 

インデックス投資の初め時は「今」とよく見かけます。思い立ったが吉日ということで、長期的にやるなら今すぐ始めようと1-2年前はよく見かけました。

たしかにその通りかもしれませんが、値動きになれていない人が昨年から初めていた場合、結構しんどい相場であったと思います。

値動きに慣れていなくて、株式投資に若干の恐怖を覚えているなら、個人的に推奨する投資タイミングは今のような落ち着いた雰囲気の時だと思います。

機会損失を危惧して今すぐ始めなければ!と思うかもしれんが、それで退場してしまっては元も子もないからです。今回は機会損失を恐れて過度に投資を急いだ方から順に降りていったように思います(レバレッジETFとかに投資したり…)。

 

あくまでも投資は余剰資金でやるものです。

飽くまでも個人の感想にはなりますが、一発逆転を狙いたいなら毎日勉強出来る人だけがやるべきだと思います。個別株はそんなに甘くないと思います。

「早くリタイアしたい!仕事辞めたい!」

「さっさと億り人になりたいんだ!!!」

そういう感情が先行しているようであれば、一度立ち止まることが重要かもしれません。もし退場してしまった人も少額から、ポイント投資からでも始め直してみると良いかもしれません。

 

不安定な相場の今だからこそ

また、こういった相場では無理に金融商品へ資金を投じるのではなく自己投資が最良と考えています。人的資本の成長・拡大は無限です(個人の感想です)。

それこそFIREについて今一度考え直す時間にしてみては如何でしょうか。以下に投資初心者にも読みやすい書籍を紹介していきます。

 

ポートフォリオを見直すなら以下の書籍がオススメです

(1)FIRE 最強の早期リタイア術 最速でお金から自由になれる究極メソッド

個人的に勉強になるメソッドが多いので毎年読み返しています。計算等は日本円で生活する僕らに合わないのかな?と思うことがあるので、自分なりに変えています。しかし、考え方や方法は面白いと思います。

(2)本気でFIREをめざす人のための資産形成入門

日本人の方で最も有名なFIRE本の著者だと思っています(多分)。賛否のある内容(著者が高収入とか…!)らしいのですが、僕はそういった内容よりも日本人にあった投資戦術や節約方法、また「リタイアする心構え」のようなマインド部分で勉強になりました。「三菱サラリーマンが株式投資でセミリタイア目指してみた」のブログ記事も読み物として非常に面白いので是非オススメです。

 

お金とは何かについて学び直すのに以下の書籍がオススメです。

(1)なぜ日本人は、こんなに働いているのにお金持ちになれないのか?

世界中を旅した著者が各国で見た「お金」についての向き合い方、文化、仕組みについてエッセイ形式で書かれています。一つの小説として面白いと思いました。

日本にいるだけでは感じないお金について知ることで、投資においても視野が広がると思います。

(2)普通の会社員でもできる日本版FIRE超入門

内容は結構見慣れたことが多いものでしたが、日本人に合ったリタイアの制度や考え方について学べます。読んだことがない方は一読してみても良いかもしれません。

(3)おカネの教室 僕らがおかしなクラブで学んだ秘密

これは子供に読ませたいと考えている一冊です。「お金」とは何かについて深く、そして分かりやすく整理されています。子供向けに書いた小説らしいのですが、大人でも十分楽しめると思いますし、読んで損のない一冊です。

 

より具体的なリタイアについて学ぶのに以下の書籍がオススメです。

(1)改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん

言わずとしれた名著。なぜお金持ちはお金持ちになれるのか。その理由はたったひとつの単純なことですが、なぜかみんなやらない。知らない。学ばない。

ちょっと精神論な部分もありますが、結局は人がお金を扱うので必然的なのかもしれません。読んだことがない方は必読かと。

(2)貧乏はお金持ち

お金を稼ぎ続けるだけがリタイアではない。投資収益だけで稼ぐのだけがリタイアではない。と思わせてくれる一冊です。書いた当初と変わっていることはあると思いますが、今でも不変の法人設立指南書的ポジションにあると思います。

 

さいごに

お金に全振りの毎日は悲しく感じます。一方、何も考えないのは未来の自分に無責任だとも思います。ゆるゆる一度きりの人生を楽しんで行きたいですね。

それでは感想等コメントおまちしてます(切実)。

 

ダンナ

 

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