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【投資】米国ETF(高配当)”PFFD”について調べてみた

こんにちは、ダンナです。

 

今回は楽天証券SBI証券でも買える高配当で知られる米国優先株ETFである、

PFFDについて、調べてみました。

類似のETFPFF)とも比較しながら書いていけたらと思っていますので、

最後まで読んでいただけますと幸いです。

 

そもそもETFって?という方はコチラ

okomemgmg.hatenablog.jp

 

 

PFFDとは

グローバル X 米国優先証券ETF(PFFD)『Global X U.S. Preferred ETF

手数料及び経費控除前の価格及び利回りという点について、ICE BofAML・ダイバーシファイド・コア・米国優先証券・インデックスに連動するETFです。

日本ではあまり名前の聞かない、グローバルX社が運用しています。

グローバルX社は不思議なETFを多く運用している会社なので、アクティブ運用が好きな方は知っているかもしれませんね。

 

そもそも優先株ってなに?

優先株とは、種類株式の一種で、他の株式に比べて優先的地位を持っている株式のことをいいます。多くの場合、配当(剰余金)や会社清算時の残余財産を普通株より優先して受ける権利を有する一方、議決権に一定の制限が付された株式のことをいいます。逆に、普通株よりも劣る地位の株式を劣後株といいます。一般的に、優先株が上場されるケースは少なく、事業会社に対する支配規制のある金融機関などが引き受けるのが通常です。

優先株│初めてでもわかりやすい用語集│SMBC日興証券

齟齬がないように言うのは難しいのですが、

要するに、債券と株式の間に位置する有価証券のことです。

株を所有する株主のような決議権はありませんが、配当金という意味では、

債券→優先株→株という順番で支払われるため、無配というリスクは低いと思います。

 

PFFDの基本的な情報(2021.01.13時点)

  TICKER:PFFD

  国 籍:米国

  通 貨:USD(アメリカドル)

  分 配:毎月1回

  設定日:2017.09.11

  経費率:0.24%

  会 社:Global X Management Company

  配当利回り:5.17%

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PFFD最大の魅力は配当利回りが高く、毎月配当金が支払われるというところ。

経費率が0.24%とインデックス投資大好きな人ならば「少し高いかな?」と、思うかもしれません。

ただ、個人で優先株を買うことが出来るという稀有なETFなので、多少は仕方がないと思っています。

もう一つ類似のETFであるPFFの経費率が0.46%であることを考えると、だいぶ安いと思います。

PFFよりも後発のETFなので、経費率で勝負しているのかな…?

 

PFFDのメリット

 1 価格変動が少ない

  まずはコチラをご覧ください。

f:id:PandD823:20210113113608j:plain

2020年3月20日はコロナショックの影響です

債券よりはボラティリティが高くなってしまいますが、

株式を保有するよりは比較的ボラティリティを抑えて、高配当を得られます。

株式と似た性格を持っているため、優先株ETFもコロナショック時には、

18.81ドルとなりましたが、すぐに元の価格に戻っているのを見ると、

安心して投資が出来ます…!

むしろ暴落したときに買えば、7~8%の配当利回りという化け物です…。

 

 2 安定的な配当が見込める

配当利回りは約5~7%で推移していて、安定的な配当が見込めます。

1口あたりの価格も3000円以内で買えるため、資金に乏しい個人投資家が、

少額からも買っていくことが出来るのも、魅力だと思います。

 

 3 PFFよりもトータルリターンが高い

過去3年間の成績を比較したグラフがコチラ。

f:id:PandD823:20210113114355j:plain

ボラティリティPFFよりも低いのに、トータルリターンはPFFよりも高いという、

これだけ見てしまうとPFFが見劣りしてしまいます。

 

PFFDのデメリット

 1 キャピタルゲインは見込めない

発行会社の方でコールオプションを有しているため、値上がりには上限があります。今のような株価が高騰している時期には有難いとは思うのですが、キャピタルゲイン狙いの方には不向きなETFです。

(追記)

2021年5月現在。それなりに値上がり益が出ています。

大きな値上がり益はありませんが、円高や株価下落時にうまく仕込めば …という感じです。

 2 PFFよりAUM(運用資産残高)がひくい

AUMとはAsset Under Management(運用資産残高)のことで、AUMが高いということは世界中から資産が集まってきている、流動性の高い商品とみることもできます。

PFFDが1130億円なのに対し、PFFが1兆9842億円と約20倍…。

PFFDはまだ若いETFということもありますので、今後に期待です。

 

所感

以上が米国優先株ETF PFFDの詳細でした。

ここに書ききることは出来なかったのですが、今は流行りのESG投資としても評価が高く、MSCIの格付けによるとAとなっています。

PFFとPFFDは採用するインデックスは異なりますが、類似するETFのなかで日本で買えるものはPFFだけですので、どうしても比較しちゃいますよね…。

PFFが悪いわけでもないので、個人でホームワークをしてもらい、お好みのETFを購入してください。それでは…!

 

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