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【投資】WealthNavi(ウェルスナビ)のメリット・デメリット

こんにちは、ダンナです。

 

リーマンショックの再来とも言われるレベルのコロナショック。

個人投資家の方々は既に心が折れている方もいるのではないでしょうか。

 

そんな感情に左右されず、誰でも簡単に投資ができる、Wealth Navi(ウェルスナビ)について、メリット・デメリットを解説していきたいと思います。

 

ダンナ自身も投資商品のひとつとしてWealth Naviを活用していますので、その感想も最後にお話しできればと思います。投資に興味があるけどちょっと怖いというかたのキッカケになればと思いますので、最後までおつきあいください。 

 

【WealthNaviを解約した理由についてブログを書きました】

※メリット多めに書いた記事に反して、デメリットについても書いています。併せてご一読いただけますと幸いです。

okomemgmg.hatenablog.jp

 

 

目次

 

 

1 Wealth Naviとは 

財務省経験のある柴山氏が、「誰でも世界水準の投資が出来るように」というコンセプトのもと、開発された投資商品です。AI技術を活用し、年齢・年収・目的などに合わせて5つのリスク許容度を図り、そのひとにあったポートフォリオを構成し、運用していくものとなっております。

 

スマホやパソコンから登録・設定するだけで、自動的に資産運用を行ってくれるので、

忙しくて資産運用ができない!という方でも、完全ほったらかしでも大丈夫。

下手したら運用しているのを忘れてしまうほどの手軽さです。

 

詳しくはHPやネットニュースなど柴山氏が話されているので見てみると良いかも。個人的には話し方や自社商品のアピールがうまいなぁ、と思いました。 

 

2 投資対象は何か 

Wealth Naviは、インデックス投資と呼ばれる手法で、

日経平均株価やダウ平均株価など、指数とよばれるものに近い数字で値動きします。

1社1社の個別株を買うのではなく、日本企業全体、アメリカ国全体を買って、

そこの経済成長の恩恵を得るというものです。

 

では、実際になにを買っているのかというと、米国株式(VTI)、日欧株式(VEA)、新興国VWO)、米国債券(AGG)、金(GLD)、不動産(IYR)ETF(上場投資信託とおして、世界約50カ国1万1000銘柄に分散して投資を行います。

 

これらは、世界でも認められている優良な商品たちで、

投資対象を見る限りですと「まあ、それらに投資するよなぁ」といった感想でした。

 

始め方はとても簡単で、5つの質問に答えるだけ。それによりリスク許容度を算出して、自分に合ったポートフォリオ構成してくれます

リスク許容度が高い方であれば、株式が多くなり、より利回りの高い運用を行います。逆にリスク許容度の低い方になれば、債券割合が高くなり、利回りは低いものの安定した運用を行います。 

比較的年齢の若い方であれば、リスク許容度は高い設定となります。理由としては「時間」という絶対的な資産を所有しているからだと考えられます。

長期分散投資を行う上で、20歳と50歳の大きな差は何十年間、積立投資を行えるかというのは最も重要なポイントです。ほぼ確実に投資で勝つにはインデックス投資に長期間積立を行うこと、とも言われているほど(データがあったはず)。

 

また、本来であればETFは株のように値動きしており、投資信託と違って「1000円分欲しいからください!」という買い方が出来ません。しかし、Wealth Naviでは、これらのETF1000分の1単位(0.001口)から買付を行うので少額の積立て(1万円以上)が可能となっています米国株式(VTI)は適当に計算して1万7千円くらいだとすると、その1000分の1の17円で購入が出来るということになります(とても魅力的!)。 

 

自分でリバランスを図るのは少し手間ではあるので、全自動でやってくれるのは確かに楽だと思います。実際に自分でETFを買付けているダンナですが、Wealth Naviは楽過ぎてたまに運用を忘れています。相場にやきもきしないのが利点かも。

 

設定されるポートフォリオは、ノーベル経済学賞を受賞した「現代ポートフォリオ理論」という考えを基に構成されています。

これはざっくり言えば「同じリスクを負うなら、利回りの良い方法がいいよねぇ」っていう考えで計算されたもので、自分で計算して構成することはできなくもないですが、手間です(とても)。 

 

3 積立は行うべきか否か 

個人的には行うべきだと思います。というか、しないと意味がない。

たまに個人ブログやTwitterなどで、積立を行わずに運用結果を公表している方がいますが、Wealth Naviの投資手法にはそぐわないです長期・積立・分散を行うことが前提となっています 

 

「今が買い時!絶対ここから高くなる!」とか「ここで売らないと損をする」とか、完璧にわかる方なら話は別ですが、そんな人はいないです。

もし「ここが買い時だから、買っておきな!」など言う人がいたら、詐欺だと考えてよいでしょう。わかるなら、自分で借金してでも買えばいいと思うの。 

 

高いとき、安いとき、一定で買い続けることで、

右肩上がりに成長する世界経済の恩恵をいただくという

とっても楽ちんで、成功しやすい方法です。

相場の上下に惑わされず、機械的に長期・積立・分散を行うことが、負けにくい投資手法であると考えられます。 

 

4 手数料は安いのか、高いのか 

ときどき、「WealthNaviは手数料が高い!」というブログやTwitterを目にします。

結論から言うと、高いと思います。

ただ、それは自分で資産運用ができる方に限るものだとも思っています。

 

Wealth Naviの手数料は年間1%です。

100万円運用しているひとは、1万円が手数料として引かれます(税抜)。 

1万円を多いとみるか、少ないとみるかは、その人次第ではありますが、

それ以上に手間が省かれているので、許容できる範囲でもあると言えます。

 実際に自分で運用するとなると、ポートフォリオ管理、ETFの買付、配当の再投資などなど色々やることが多いため、コストがかさむのは仕方がないとは思います。 

手数料についての説明は、公式HPでも詳しく解説しています。

 

色々な投資商品に分散投資したいだけならば、

「e MAXIS Slim バランス(8資産均等型)」は手数料0.154%と割安です。

こちらは楽天証券などネット証券で手軽に買えて、100円から積み立てができるので

「10万円を元手に1万円ずつ積み立てるだけのお金はないかな…」とか

「まだ資産運用が怖いなぁ、でもWealthNaviがどういうものか体験してみたいな」とか

そういった方々の一口には良いのではないでしょうか。

 

ただ、ダンナはこの手間や便利さを許容しているので、積み立てています。

自分でETF投資信託などを買い始めた現在でも、やはり便利だなとは思います。

あと、運用益も良い。コロナショックでの下げ幅はそんな痛くない。

 

5 まとめ 

 ・投資の対象は世界でも認められているETF(上場投資信託 

 ・積立は行うべきである 

 ・手数料は本当に何もしたくないという人には妥当な手数料

 

総合的な感想としては、投資の勉強をするは“嫌だ!”と思っている方には、

一考の価値ありかと思います。 

あまりデメリットがない印象。手数料くらいかな?

あとは、ETFの特徴であるキャッシュフローを感じにくい。

 

なにもしないと、モノの価値というのはどんどんあがります。

現金で持つにもリスクがあって、

今日100円で買えていたものが10年後には120円になっているかもしれない。

そんなリスクもあるなら、投資を始めた方が良いなと思って始めたのが、WealthNaviでした。

何もしないのではなく、投資をしていくことを個人的にはお勧めします。

                                ダンナ