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「投資の勉強って何をすればいいの?」と思ったあなたがやるべきことを簡単に整理してみた(STEP1)~自己分析~

 

こんにちは、ダンナです。

2024年に新NISAが始まるということもあり「これから投資を始めようかな…」と考えている人が増えたように感じます。

ダンナの会社でも「投資しようと思うんだよね」と相談されて、教えることが増えました。

しかし、投資について教えるにつれて「どこから教えるべきか…」と悩むことが増えました。

 

「これから投資を始めようかと思っている」という方が、何について勉強したら良いのか、どう行動したら良いのかという悩みへの一助となると思います。

ぜひ、「投資の勉強って何をすればいいの?」という方は最後までお付き合い下さい。

また、今回はSTEP1までです。

近日中に全て公開しますので、最新情報についてはTwitterをフォローしてお待ちください…!

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(STEP1)今の自分を分析する

投資をする前に大切なことがあります。

これをやらないで投資をするなんて、正直考えられない…と思うほどに大切なことです。面倒だとは思いますが、必ずやりましょう。

自分を分析するための質問は6つあります。

ひとつずつ質問と解説をしていくので、一緒に分析をしてみてください。

参考程度の自己分析シートを作成しました。

以下リンクより各自ダウンロードして使ってください。

自己分析シート(仮) - Google スプレッドシート

あなたの手取り年収はいくらですか?

まず、手取り年収を把握しましょう。

手取り年収とは1月から12月までの税金が引かれた後の収入です。

「年末にならないとわかんないよ…」

という方は昨年の源泉徴収票や今月の手取り収入から12か月(ボーナスもあるなら、ザックリ含む)をかなり少な目に見積もって把握しましょう。

恐らくあなたは「長期投資 」がしたいのだと思います。

長期であるが故に、毎年いくら資金を捻出できるかを把握することが大変重要になるのです。

多めに見積もらず、残業代等はほぼ無いものとみなし、あくまでも少なめに見積りましょう。

 

【手取り年収の把握方法(例)】

・昨年の源泉徴収票

・今現在の手取り収入から目算する(かなり少な目)

・今現在の手取り収入+昨年の足りない月分の手取り収入

などなど…。

 

月々の生活費は幾らか言えますか?

あなたの月々の生活費はいくらですか?

「ざっくり毎月20万円かな~…」

では、その内訳は?何を根拠に20万円としましたか?

あなたのお財布から出てゆくお金を把握することは、投資をするよりも遥かに重要な事です。

生活費を把握していないということは、例えるならばバケツに穴が空いた状態で水を入れているようなものです。いつまで経っても水(お金)が貯まらないのは、自明の理でしょう。

可能なら毎月家計簿をつけて把握して欲しいところですが、今すぐ把握するには以下の方法をオススメします。

・固定費を全て書出す(家賃、通信費、サブスク、保険など)

水道光熱費の領収書等を集めて年間の支出を把握し、月割する。

・可能な限り根拠に基づいて毎月の食費を書き出す

・その他、娯楽費等も書き出す

これらにより、月々の生活費を求めたら、その金額を1.2倍しましょう。

1.2に根拠はありませんが、経験上1.2倍しておけば大きく誤差は無いです。

「お金がたまらない… 」という人の多くは、毎月の生活費がいくらかかっているのか、根拠に基づいて即答できないことが多いです。少しでもバケツの穴を塞ぎましょう。

 

今の純資産総額を即答できますか?

今のあなたが所有している純金融資産はいくらですか?

これに即答できないようでは、まだ投資するには早いです。

純金融資産とは、あなたが持つ資産から借金(ローンや奨学金等)を差し引いたものを言います。

簡単に言えば、今すぐ全て売り払ったら手元にいくら残るのか。

これを把握する必要があるということです。

今の資産状況を把握していない人が、未来の資産状況を把握できるわけがありません。もしかしたら投資をしている場合ではない程に借金を抱えていたり、リスクのある投資をしなくても良かったりするかもしれないからです。

基本的に現金や証券のみを計上しましょう。コレクション等は時価であるため、都度都度把握するのが困難です。

また、家等の不動産を計上する場合は売却した時に最終的に残るお金にしましょう。

ご存知かと思いますが、ローン=家の価値ではありません。今の売値。しかも、諸々費用が引かれたあとにして、なるべく実態に合わせるべきです。

 

今の運用利回りは何%ですか?

ここまで来たら投資するための準備が整ってきたと言っても良いでしょう。

しかし、まだ道のりは長いのです。

いま、あなたが所有している純金融資産の運用利回りについて把握しましょう。

「運用利回り?なんじゃそりゃ。まだ投資してないからあるわけないじゃん」

いえいえ、あなたがもし普通預金や定期預金に入れているのであれば、それも立派な資産運用なのです。

普通預金の利回りがいくらか、すぐに言えますか?

それが今から一年後にどれだけ増えるか把握していますか?

投資を始めるにあたり今と未来を比較し、把握することが大切です。

計算は全て四則演算で求められます。頑張ってください。

「ここまでやるのめんどくさい!さっさと投資したい!」

そう思って投げ出してしまう方は投資に向いていません。

諦めましょう。

※面倒な人は僕が作成したスプレッドシートを使ってみて下さい。

 

ここで重要なことは、あなたの身近な金融商品(預金、ローンなど)の利回りが何%なのかを調べることが必要なのです。

たとえばローン金利が投資の期待利回りよりも高い場合は、投資なんかしている場合ではありません。さっさとローンを返済しましょう。カードローンなどは恐ろしい金利です…。ちなみに、投資対象によりますが株式投資の期待リターンは3%前後を見積もっておくと良いでしょう。

投資ってどういうものか知っていますか?

さて、ここまで来たら投資ってどういうものなのか理解することから始めましょう。

「ふむ、投資か…。株式投資のことでしょ?知ってるよ。」

それでは20点くらいの回答です。

投資とは下図のような関係性にあります。

出典:https://money-bu-jpx.com/news/article037704/

投資とは企業や国へお金を出資することで、経済活動の原資として使うことで、事業の成長や公共サービスの向上に寄与し、促進する活動でもあります。

「お金を増やす手法」という認識でも構いませんが、その背景にある活動についても理解しましょう。

分かりやすく例をあげると、あなたがAppleに投資すれば、そのお金を基により良いサービスや商品を開発してくれて、Appleはその利益をあなたへ還元してくれる。これが投資です。

 

また、投資と一言で言っても色んな商品があります。

株式、債券、不動産、金…などなど例を挙げればキリがありません。

あなたが今からしようとしている投資は何なのか。

それが他の投資と比較してどれ程のリスクや利回りが望めるものなのか。

今すぐに全て詳細に理解しろとは言いませんが、ザックリとでも把握しておく必要があるでしょう。

インターネットのサイトや動画などで簡単に学ぶこともできますが、近年は個人投資家が何となくで発信しているものも多く見かけます(自分もそうならないようにしなければ…)。

どうしても正確な知識をみにつけるためには書籍を読み漁るしかありません。

以下は初心者の方でも読みやすく、また、理解しやすい書籍一覧です。

この中から一冊でも購入して読むことを強く強く強くオススメします。

(1)本当の自由を手に入れる お金の大学

Youtubeで情報発信をしている方が出版した本の中で、一番まともな本です。

基礎的な知識、その発展についても図解されていて非常に分かりやすいと思います。

僕の投資やお金に関する考え方にも近いです。

近年はWebコミュニティ(有料)もやっているようで、Youtubeの視聴・コミュニティの参加については自己責任でご判断下さい。僕は入ってません。

※本書は有料コンテンツを作成する前なので安心してください。

(2)ほったらかし投資術

難しい話が少なく、簡単に読める良書です。長期投資ってどういうものなのか、どういう知識が必要なのか…について理解できます。より投資に重点を置いた書籍です。

 

どのくらいの資産を目標にしていますか?

最後に、ここまで把握した上で考えることが一つあります。

それは「いつまでに」「どのくらい」資産も持ちたいのか。

金額は明確に決めておくと良いでしょう。

「じゃあ、大きく夢を持って1億円!!」

夢を持つのは大いに構いません。実現に向けて努力するだけです。

なぜ投資を始めていないのに目標金額を決めなければならないのかというと、投資するステップになったら再度話しますが、そもそもの投資計画が建てられないからです。

目標のためにいくら投資する必要があるのか、その期間や利回り、そして投資商品の選択など多くのことに影響します。

ここまで真面目に頑張ったあなたへのご褒美として、大きく夢を持ち、期待に胸を膨らませましょう。

 

まとめ

ここまでお疲れさまでした。

本記事で言いたいことは実は一言で片付きます。

「投資する前に自分を知ろう」

これに尽きます。あなたという人的資本から得られるリターンは金融商品よりも大きいのです。自己投資が必要と言われるのもこれが理由です。

何も知らないで焦って投資をしてもカモにされるだけです。

焦らず、ゆっくり、丁寧に自分の将来を設計しましょう。

 

(STEP2)死ぬまで使わない貯金をつくる

okomemgmg.hatenablog.jp

 

 

(STEP3)家計の改善を行う

okomemgmg.hatenablog.jp


(STEP4)お金の仕組みについて知る

Coming soon....

お金のもつ性質を知る

お金の増える仕組みを知る

インフレ?デフレ?ってなに?

 


(STEP5)投資について学ぶ

Coming soon....

そもそも投資とは何か

投資商品について学ぶ

投資信託について学ぶ

【発展】ETFについて学ぶ

世界の代表的な指数について学ぶ

 


(STEP6)実際に投資をしてみる

Coming soon....

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