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将来新潟に還りたい夫婦の生活記録

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君にあって、僕にないもの~上京した人が感じる東京の違和感~

こんにちは、ダンナです。

最近、上京したばかりの社員たちから「東京は山が見えなくて、なんか違和感があります。逆に街中に坂がいっぱいあって、それがお洒落で好き。」と言われました。

僕は生まれも育ちも東京なので違和感の正体が分からず、東京という空間にまだ馴染めていないだけかな?なんて軽く流していました。

そんなある日、僕の大好きなケンオ―・ドットコムさんが

「逆に東京暮らしを始めたころ、平野なのに坂の多さに驚きました。その記憶もあって坂のある街をおしゃれに感じます。」

と、ポストしていたのに対して「はえ~、たぶん同じようなこと言ってる。なんでだろうな~」と不思議に思っていたら

「最近上京してきた新入社員の子達が、同じようなことを言ってました。同時に「山が見えない」ことに対して、違和感があるとも…。羨ましい違和感です…(東京出身なので)。」と不躾にもコメントしてしまいました。いや、ほんと、突然なんだ…!?って感じで申し訳なさ…。

 

そんなポストに対しても優しく返事をくれるケンオ―・ドットコムさん。

(大好きケンオ―・ドットコムさんからの回答には、なんか優しさを感じる。好き。)

なるほど?GPSを喪失?ふむふむ、迷子になるって感じなのかな???

…くやしいことに、文字から意味を理解しても、やはり違和感の本性がつかめていない気がしました。

この感覚がどうしてもわからなくて、ヨメに聞いてみたところ「わかるわかる~、あの山がこっちにあるから、こっちの方向か~ってなるんだよ~」というのである。

ふむ。なんか羨ましい(謎の羨ましさが僕を襲う)。

やはりヨメも上京した際、山が見えないことに違和感を覚えたらしい。話を聞くに、今迄あったものが無くなる感覚とのこと。なんだろう、突然歩き方が分からなくなるとかそういう感覚なのだろうか…。わからん(悔しい)。

 

逆の立場に置き換えても見た。僕が初めて新潟へ行った時の感覚。

見渡す限りの田んぼ、広い空、静かに見つめ返す山々…。

人や物の動きがないため時間を感じにくく、自分と比較する対象が山であるため突然襲い掛かる敗北感(というか、自然の偉大さ?)。

こういった、人には抗いようのない”何か”に常々晒されて育つと、”何か”を失った(もしくは遠ざかった)ことで全能感に近い何かが喪失するのだろうか…?

 

美味しい日本酒を飲み、ほろ酔いとなったベストな状態で色々と考えてみたが、結果は良く分からなかった。

付き合って、同棲して、結婚して結構経つけども、まだまだヨメのことが知れて楽しいな~と思えたから優勝である。

僕にあって、ヨメにない”何か”の話もしてみたい。

 

~他にはこんな記事を書いています~

okomemgmg.hatenablog.jp

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