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将来新潟に還りたい夫婦の生活記録

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この一年間、高配当株の配当金を全部使ってみたというお話~配当金生活にいくら必要かの足がかりになるか~

こんにちは、ダンナです。

皆さん、投資で得た配当金はどうされていますか?

おそらく多くの方が再投資に回しているのではと推察します。

どの書籍を読んでも配当金は再投資すべきであるという話を聞きますし、僕自身そのように思います。資産拡大の為には必要不可欠であるからです。

 

最適解を理解していながら、僕はあえて配当金を再投資しないという選択をしました。今年一年間、2023年に限った話ですけどね。

ただでさえ非効率な高配当株投資に、更に非効率なことをするというのは金融リテラシーの高い方からすると有り得ない話かも知れません。

今までも配当金の一部使うことはありました。しかし全部というのは初めてで、ふと「このまま資産拡大していても本当に楽しいのかな?」と思ってしまい始めたというわけです。合理性のかけらもありません。

 

今回は配当金を全部使ったことで得られた感想や資産形成への影響について、あくまでも個人的な感想にはなりますが述べていきたいと思います。また、資産の公開とかはしていないので、悪しからず(そっちの方がPV伸びるんだけどね)。

※便宜上、全ての配当金としていますが正確には“ほぼ全て" ザックリ計算です。その辺は適当に解釈してください。

 

この一年間の配当金の使い道

この一年間、遊興費をメインに使ってみました。

以下は履歴が追える限りの使い道です。

・ヨメとのディナー

・ヨメとのカフェ

・ヨメへのお年玉

・ヨメへの誕生日プレゼント

・結婚記念日のデート代

・ヨメがなんか疲れてそうな日のご褒美ケーキ

・家族へのプレゼント

・家族への誕生日プレゼント

・欲しかった洋服

・お酒(ラム酒や日本酒がメイン)

・健康になれるオヤツ(毎月ミックスナッツとか)

・友人との温泉旅行

・ヨメとの新潟帰省(年数回くらい)

・書籍

・資格取得と講座代

・通信費

・ヨメとデート中に見つけたオシャレランチ

・ご機嫌取り用の焼き菓子

・趣味のカード

・リラクゼーションのためのマッサージ

 

細かいことを書き出すとキリがないので、ザックリこんな感じ。

ヨメと楽しむ何かが多いですね。

配当金に限りませんが、お金を使う時は誰かと楽しいを共有していることが多い気がします。自己完結する浪費はこう見ても少ないかな…。

書籍購入も自己投資と偉ぶっていますが、単純に娯楽だからね。投資本や学術本買っていても、読書という行為そのものが娯楽。最高に楽しい時間。

 

それぞれあまり詳しい金額を書くと総資産額がバレて恥ずかしいので、あえてぼかしていますが、配当金だけでも割と遊べました。むしろあまり遊ばない人間からしたら「使い切るぞ!」と意気込んで使うのは大変でした。

実は先日書いたマダムトキでのディナーも配当金を使いました。

兼ねてよりヨメから提案のあったレストランでしたが、いざ食べに行くとなると少し罪悪感というか気後れした様子でした。まあ、ちょっとお高いからね。

個人的には配当金のおかげで値段を気にせず予約できるのは有難いな~と思いました。頑張ってきた成果が出てきた気がする。

配当金を全て使うことへの罪悪感

いままで蓄財思考に偏っていたこともあり、散財することへ少なからずの罪悪感があったのは事実です。

「この配当金を再投資すれば今頃…」

「予定していた資産形成が〇か月遅れたか…?」

などなど、1月2月あたりは思っていました。もちろん、別に給与所得等からの資金があるので配当金を使っても大差ないのですが…。

この罪悪感は投資信託で愚直に積立をしている方なら、いつか直面する課題かと思います。

高配当株は資産を取り崩す訳では無いのでまた別のプレッシャーがあると思いますが、今まで増やすことに努めていた人が【減らす】という行為に出るのはストレスがかかると思います。

今回は資産を目に見えて減らしたわけではありませんが、配当金を使用して将来の資産を減らしたことに他なりません。

しかし、目標到達まで使わないでいるのではなく、今から少しずつでも使用することで慣れていく必要があると感じました。

 

配当金を全て使ったことで得られた満足感

一方、何だかんだで満足感もありました。

実は配当金を全部使ったことで貯金が減ったか、または資産形成の速度が落ちたかと問われれば、実は大差ありませんでした。

確かに配当再投資をしなかったことでの失速はありましたが、給与所得がありましたし、総資産額は減ることなく増え続けていました。

とりあえず一年間の遊興費分は配当金から賄えそうです。

生活費についてはまだ数ヶ月分だけ…ムムム。

仕事を頑張りつつ、ゆっくりと楽しく蓄財を頑張ろう…。

また、今回のルールではドルから円に替えることはしませんでした。

実際に円に変えるのではなく、別口座に配当金相当として自分のお金を移動して、配当金相当として使ってた感じですね。税金とかもったいないからね。

なので厳密に言えば配当金を使った訳ではありませんが、配当金相当のお金を使い切ろうとしたのでお許しいただければと。

 

ただ、別口座にわざわざ入金して「これ、全部浪費に使う」と決めてしまったことで、ちょっと良いケーキ買おうかな?とか、どうせなら美味しい焼肉を…とか考えて使えるようになりました。いつもの贅沢にちょっとプラスって感じですね。 

ただ、この考えに陥るのは若干危機感を覚えました。お金の使い方が雑になるんですよ。

いつもならあそこの方が安い!ちょっと高いから工夫しよう!

そう思う感覚が鈍ってくるのです。成金ってやつですかね。

今後、配当金がより一層増えてきます。

成金にならないように気をつけたいです。

 

とはいえ、配当金生活とまでは行きませんが、割と余裕のある生活になったな~とは感じました。インフレの影響を感じてはいますが、それ以上に資産所得の増加の方が早いです。

この余裕がいずれは基礎生活費の底上げになると実感しました。いまから底上げしても良いけど、大した底上げにならなそうなので時期尚早かなと思います。

 

また、以下書籍で述べられている著者のマインドが、今回の実験で理解できました。擬似体験の更に擬似的体験をしたい方にオススメです。

(1)経済・精神の自由を手に入れる主体的思考法 #シンFIRE論

(2)FIRE 最強の早期リタイア術

 

資産形成への影響

さいごに、資産形成への影響について数字的な面と心理的な面の両方から述べていきたいと思います。前の章で少し触れてますけど、整理も兼ねて…。

数字的な影響

前述の通り、厳密に言えば配当金を使った訳ではありません。

ドル限っては配当金相当額として投資用口座にある日本円を別口座に移しています。

私の純金融資産の増加率は月々約5%で推移していました(幾何平均)。

過去数年分の数字から約5%という結果でしたが、各年ごとに計算しても大差ありませんでした(±0.5%くらいかな?)。

給与所得等や株式等を含む推移になるため、市場の相場によるところも多いかと思いますが、とりあえず今回の試みでは配当金を使っても使わなくても、資産形成への影響は無かったのではないかと思います。

もっと豪遊すればよかったのかな…。

浪費を配当金の範囲内で収めようとしたのではなく、浪費が配当金の範囲内であったから…ということだと思います。正直これ以上使っても疲れる。というか、必要ない。

毎月温泉旅行をしても良かったのですが、ヨメがそれを望んでませんでした。もっと強請ってくれてもいいのにね。

心理的な影響

心理的な影響としては大きな収穫がありました。

ザックリとした感想になりますが「とりあえず、人生何とかなりそうだ。」という確証が得られた感じです。

ヨメが出産し、働きに出られなくてもヨメの娯楽分が賄える。生活費の足しになる。子供の養育費への不安が減る。など将来の展望は割と明るいことに気付かされます。

ほかの心理的なメリットについては、ちょうど半年頃に書いた記事に綴っていますので是非一読ください。

okomemgmg.hatenablog.jp

 

さいごに

ここまで読んでいただきありがとうございます。

完全に個人的な感想でしかないのに…。感謝感激。

僕だけでなく、みんなが少しでも楽になればと思って投資の質問を受け付けたりしています。

まだまだ未熟ではありますが、誰かの一助になればと始めた【一問一答シリーズ】です。

ぜひ、一緒に資産形成を楽しんで行ければと思いますので、ご質問もお待ちしています。

メールやマシュマロ(Twitter…いまはXか…)等で質問を受け付けていますので、お気軽にどうぞ。

okomemgmg.hatenablog.jp

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