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将来新潟に還りたい夫婦の生活記録

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祝・円盤発売! a new musical「ヴァグラント」感想~今更って言わないで~

こんにちは!ヨメです。

しばらく「今更!観劇感想シリーズ」と題して、過去の感想でもブログにしたためるか〜と思っていたところ…

2023年8月上演の「a new musical『ヴァグラント』」のテレビ放映&円盤化決定の報せが!

今更感想…のはずが、そんなに今更じゃなくなった?!むしろ旬になった!(?)

ありがとうヴァグラント~!!

 

本作はポルノグラフティ新藤晴一さんが原案プロデュース・作詞・作曲を手掛けたことで、色々と話題になりました。(よね?)

個人的には、推し・平間壮一さんに"芸能の民"という役どころを演じさせたの…ほんと…罪…当て書きやん…と震えた作品です。

ということで、観劇レポ&感想いってみましょう!

 

a new musical「ヴァグラント」とは?

冒頭でも触れた通り、ポルノグラフティ・新藤晴一さんが原案プロデュース・作詞作曲を手掛けた作品です。

少し前からミュージカルに関心を寄せ、ここ数年いろんな作品を観劇されていたようですが、今回初めてミュージカルの制作に携わったそう。

 

様々な媒体のインタビュー・公演のアフタートーク等で語られていますが

「海外から輸入されたすごい作品がたくさんある中、日本で"今"作る意味のある作品を」

という志から作られたという今作。

「今までにない、日本発の新しいミュージカルを」ということで"a new musical"なのだそうです。(うろ覚えのニュアンスです…)

 

これも晴一さんの言葉ですが

「やっぱり最後は大団円・明るい終わり方が好きだから、そういうストーリーにした(暗い話がきらいとかではないけど!)」

とのこと。

それこそ以前の晴一さんのように"ミュージカルに初めて触れる"なんて方も、とっつきやすく分かりやすい・楽しめるお話だったなあと感じます。

 

そしてなんといっても晴一さんの手掛ける数々のミュージカル曲たち!

それぞれのシーン、表情が異なる楽曲たち…

聞いていて「あぁ〜この感じポルノグラフティっぽいいかも!」なメロディラインがあったり、「この言葉遣い、音へのハメ方…ぽいかも!」な部分を感じられて面白かったです。

私は"ミュージカル曲に初挑戦!"なんて一切感じられないほど楽しめましたよ〜。

 

後は…アミューズだらけのナイスキャスティング!笑

見事な当て書き、それぞれぴったり過ぎる役どころと、「この人のこういうシーンが見たかった…!」が網羅された福利厚生の手厚さに感動…(?)

メインキャスト推しの方は必見、だと思いました。

 

詳細の情報や、今からでも聞ける!オリジナルポッドキャストは公式HPからどうぞ〜。

vagrant.jp

 

というワケで、観劇してきた!明治座って楽しいね

2023年8月某日、私自身初めての明治座

浮かれて色々写真を撮ってきたのでご紹介しますね。

 

まずは外観。

明治座の外ののぼり。いかにも明治座だァ~!

 

晴一さんとキャスト宛ののぼりたち!おぉ…いかにもですね…

ちょっとしたフォトスポットになっていて、アクスタと一緒に撮影する方もたくさん見かけました。

 

劇場内にはいくつか出店が立ち並び、開演前・幕間はちょっとしたデパートのような賑い。喫茶店や飲食スペースも豊富でした。

観劇そのものだけじゃなく「劇場で過ごすことを楽しむための空間」という感じ。

 

今作は各劇場の喫茶店でのコラボメニューや、予約制の幕間弁当が用意されており、それもひとつの見所に。

幕間はたっぷり30分間あり、お弁当を予約した人は各々好きな場所やお座敷でお弁当を楽しんでいました。美味しそ〜!と思いつつ、食べるの遅い人間な私は30分間のうちにお弁当を食べ切れる自信がないので断念←

 

幕間、ロビーに漂う食べ物やアルコールの誘惑に耐えつつ…ぶらぶらしながらキャストボードをパシャリ。

観劇した日のキャスト表

8月の明治座公演、途中に急遽公演中止やキャスト変更もありましたが、

それ以降は無事公演期間を駆け抜けられたようでホッとしました。

コロナ禍以降、良くも悪くもこういうことなんか増えたな〜って思います。

キャストさんに無理をさせていないという意味ではいいのですが、やはり行こうとしていた公演が急遽中止になると堪えるものがありますよね…

体制とかの問題なんでしょうけど…難しいね…

 

劇場に入ってすぐがこれ。すご~い

初めての明治座、広くてデパートみたいで楽しかったです!(感想が子供かな??)

お弁当やカフェメニューも、次があればいろいろ楽しんでみたいなぁ。

 

ちなみに劇場内は、良くも悪くも直角!な空間なので、場所によっては首が痛くなる人も多いのでは…後ろの人の視線も気になるから、首を動かすのも気を遣うしね…

また次があればよろしくね明治座くん!!

 

【ストーリー感想】"芸能の民"が"ヒトサマ"の人生に"マルをつける"ということ

この世界の"マレビト"と呼ばれる"芸能の民"は、不幸や祝い事の場で歌や踊りを披露し、「ヒトサマの人生に区切りをつける」ことを生業としています。

一方で「触れると寿命が縮む」「ろくに医者に診てもらえない」など穢(ケガレ)のように扱われてしまっています。そのため、ヒトサマとは関わらないようにして生きるように。

 

そんなマレビト二人を中心にストーリーが進む本作。

 

"ヒトサマ"に興味津々なマレビト、主人公の佐之助。

マレビトの理を無視した行動をする佐之助の子守役…姉貴分のマレビト・桃風。

 

なんやかんやあり、"ヒトサマ"と一緒に炭坑で働く人々が集まる"ヤマ"で過ごす二人。最初はやはり腫れ物扱いでしたが、譲治を筆頭に、次第に炭坑の人たちとの距離が縮まっていきます。

 

"ヒトサマ"とのやりとりやふれあいの中で、時折発作が起こる佐之助。どうやら人間不信が原因…人間の大きな負の感情に触れたときや、それらがいくらか蓄積されたときに起こる模様。

結局この発作、自分自身を含めて、人間そのものが信じられない〜ってことが原因みたいです。(人の正体はどっちだ 仏か如来かはたまた鬼か〜って歌詞もありますけど… ※うろ覚え)

 

発作を起こしたり、自己犠牲的な行動をしてヒトサマに暴力を奮われたりしながらも、「ヒトサマの人生に区切りをつける」ためどんどん首を突っ込み、いろんな人に影響を与えていく佐之助くん。

ひどい扱いを受ける割に、すごく…人間が好きなんだろうなというか…すごく性善説的な考えの子だなあという行動の仕方で、平間さんぽいなぁと思いました…

一見ハチャメチャかもしれないけどきっとそれは、佐之助くんは自分を含めて人を信じたいからこそ…なんだかんだあっても"本性は鬼ではない"ことを信じたいからこその行動なんだろうな、と思います。(あぁ、つくづく平間さん当て書きだなぁ、これ。)

 

最後の大団円、こんな歌詞がありました。(うろ覚えや聞き間違いはご容赦ください)

佐之助以外:「そこに君がいれば大体オッケー!」

佐之助:「マルをつけましょ、俺が」

マルをつける、って区切りをつけるという意味と、人生を肯定するという意味があるんだろうなあと…。本作のストーリーを通して佐之助たちが"ヤマ"の人たちにしたことって、「人生に区切りをつけること」でもあり「それぞれの生き方を肯定すること」でもあると思うのです…。

佐之助以外が歌う"君"は一概にマレビトだとは言い切れませんが、マレビトのようにも聞こえる…。世間一般の、タレントとファンとの関係性に似た歌詞の曲ですよね。

 

穢(ケガレ)として扱われてきたマレビトたち=芸能の民が、あるムラを救ってみせた、人々を変えてみせた…って、すごく明るくて救いのあるストーリーだなぁと思います。

芸能の民は人を救う、んです。ストーリー上の話だけではなく。

 

”この世はなるほど地獄かもしれないが 小さな極楽があればいい”

ヒトサマの人生に、マルをつける芸能の民…そういう意味で、「役者の自分が与えられる影響とは?」ってすごく考えられたんだろうな平間さん…(カテコかなんかかで言ってた気がする。)

結局マレビトができるのは、”区切りをつける”・”一時の極楽を与える”ところまでで、最終的な人生の決断をするのは我々”ヒトサマ”なんですよね。

戒めの気持ちを持ちつつ…

エンタメに対してすごく真摯で前向きだし、救われるストーリーだな、と思いました。

 

これを今の時代の日本で作られたこと・上演することに、すごく意味があるんだろうな。ありがとうヴァグラント…!!

 

ヴァグラント!私的「ここが見どころ」

注:私の観劇キャストは 平間佐之助、小南トキ子 で、廣野くん山口さんは見ていないのでご了承ください…!

ちなみにTV放映で両キャスト見ようとしたらうまく録画できておらず全部見れませんでした…泣 円盤でまた会おうね…

目が離せない!でこぼこなマレビトコンビ

元気いっぱいヤンチャ坊主で、"ヒトサマ"に興味津々、でも時々人間不信由来の発作が出てしまう…。オタクの大好きな設定もりもりな(笑)佐之助くん。

マレビトの理を無視した行動をする佐之助の子守役、(中の人が美弥さまなのも相まって)女性にモテモテ?!な桃風。

この二人のデコボココンビ感がとってもカワイイ…暴走する佐之助に振り回されながら、なんだかんだで優しく彼を見守る桃風、好きです。

冒頭の社長就任パーティーで、ちょっかい出したがる佐之助と、それを止めようとする桃風、カワイイんですけど…どこまで映像に残ってたかな…()

 

お二人共踊れる人・動きに華がある人なので、"芸能の民"に対する説得力よ…と思うなど。見ていて飽きないし、目が離せない〜!!ってなります。

 

"ヒトサマ"のやりとりやふれあいの中で、人間不信由来の発作が起こる佐之助。

このときの平間さん、ほんとに心配になるぐらいゼェゼェするお芝居うまいんですよね…笑 別作品でも思ったけど、具合が悪いときのお芝居が異常にうまい…

この発作を桃風の「心の痛みを取る術」(うろ覚え)で、治めてあげるの謎でしたね…これはホント、結局最後まで謎だった…笑

実は"術"なんて本当はなくて、気の持ちようなんですよ〜って話かもしれない。それはそれでありそう。

もしかしたらこれを見越してコンビを組まされた二人なのかな?と思ったり。舞台ストーリー上ではふんわりしたまま終わった部分なので、いつかここが深堀りされたらいいな〜と思ったり。(続編オナシャス…!)

 

マレビトのきまりごとである『ヒトサマとは関わらない』を貫いてきた桃風。

"ヒトサマ"から理不尽な態度を取られたときの対応がこなれすぎていて、「自分はマレビトだから」と、ある意味諦めて生きていたことが伺えます。

彼女も苦労してきたんだよね…そりゃあそうだよね…。

 

そんな桃風も、佐之助と炭坑の人たちとのやりとりを見守る中で、最後は自ら"ヒトサマ"に歩み寄る場面も。佐之助が"人を変えた"、変えたとまで言わなくても、"今まで見たことのない場所へ連れて行った"ことの現れだと思うのです。グッときますよね。

 

しかし桃風、ムラの女性から人気なのもおもろいですよね…中の人パワーだ…。

まぁ私もあの中に混ざってキャーキャー言いたいからな、わかるよ!(?)

 

最後の掛け合い

佐之助「桃風ってもしかして…俺のこと、すき?」

桃風「そんなワケねーだろ!」

ってなるのめちゃくちゃ好きです、一瞬ドキッとするけどカワイイ〜ってなるやつ。

 

"ヤマ"の主人公たち…幼なじみ3人組

炭坑で働く譲治(上口耕平さん)、三ッ葉炭坑の社長に就任した政則(水田航生さん)、三ッ葉炭坑の取締隊(護衛隊?のような)で働くトキ子。

彼ら3人は幼馴染で、子供時代には「この炭坑をもっとよくしよう!」と誓い合った仲でもあります。

 

しかし大人になった現在、それぞれの立場でぶつかり合いすれ違い…(あるあるだよね)

なんやかんやで再び心を寄せ合うことができ、最後にはまた3人で笑い合えたのはグッときました。

もう一つのストーリーの主人公でもあるこの3人。それぞれが魅力的で、見ていてついつい応援したくなってしまいます…。

 

譲治、もしかして初めて"踊らない上口さん"を拝見した気がする…笑

いつも歌って踊る作品で見ることが多いので。

しかしやっぱり"スタイル良〜"って思ったし、"意志の強い男"がめちゃくちゃ似合う役者さんだなぁ!と思いました。

 

一方、政則役の水田さん、情けない男からの〜的な展開似合いすぎる…!

ここ数年ストプレ出演も多い水田さん、改めてお芝居うめぇなぁ〜と実感。

父親(会長)と社員の間に立たされてへにゃへにゃな姿、からの最後のべそかきながら会長に文字通り"歯向かう"姿、湧きましたね!!

 

トキ子の小南さん、「キング・アーサー」ではWキャストで拝見できておらず…今回拝見して"意志の強い女!"が似合うな〜と思いました。一方、ストーリーの最後では本来の姿であろう"天真爛漫な我道を行く女の子!"的な要素も…あっこれは確かにグィネヴィアだ…

 

そしてこの3人が歌う「月の裏側」(で合ってるかな?)では、息のあったハモリがとっても素敵。

子供の頃の回想もあるこのシーンで、音や照明の力を借りずお芝居だけで「回想だとわからせる」の、当たり前といってはそれまでだけど"やっぱ役者さんすげーよ…"と思いました…。

そしてこの回想で3人それぞれの本来の姿・本質がわかるという…よくできてるな…!!

 

政則→トキ子への矢印も見ていて楽しいし、それを見守る譲治っていう関係性も◎

ちょっと兄貴分要素のある譲治と、彼をを慕い奮闘する政則の関係性も見ていて楽しいです!!(つくづく当て書きだね!!!)

とにかく、関係性大好きなオタクが大歓喜する3人組でした。

 

アケミと政則の異母きょうだい

「三ッ葉炭坑会長の愛人の子ども」という複雑な立ち位置のアケミさん。

スナック?バー?のママを勤め、異母きょうだいの政則や炭坑の人たちを見守っています。

 

終盤、政則がへにょへにょになりながらアケミさんに泣きつくのですが、ここで確かなきょうだいの関係性が垣間見れて…この二人、好きです。

ここで泣きつく政則と、その政則の背中を押すアケミさん、お互い気にかけてないとそうはならんやろな〜と思うので。

 

炭鉱で働く人々の苦悩と、男と女と…

炭坑の人々といえば、序盤のナンバー。

男衆「苦しい生活…いいこと無し…これだから酒はやめられねぇ!」なナンバーと

女衆「お金がないってのに!男衆は酒をやめな?!」なナンバーがあり

最後は2曲同時に歌い上げられます。

切迫した状況をコミカルでキャッチーに歌い上げたここ、個人的に好きです。ぐっと引き込まれる!

2曲が重なる様は交わらない平行線、しかし苦しい気持ちは同じであるようにも感じられて…。

 

劇中で彼らは、政則をはじめとする三ッ葉炭坑と、労働を巡って何度も言い争いになります。こうやって彼らの生活や背景を見せられると、切迫した状況がひしひしと伝わってきますよね。

 

しかしこの生活苦を歌った歌詞は、今を生きる我々にも刺さるところがあり…ませんか?私は刺さった。とても苦しい!!!

 

炭坑の人々もそれぞれが魅力的。

加藤潤一さんの留吉と、礒部花凜さんのお花、この夫婦いいですよね〜。

呑んだくれだけど、マレビトの佐之助ともちゃんと会話してくれる留吉。(壮一さんと二人きり喋ってるとRENTのエンジェルコリンズの幻影が見える自分マジでやめてほしい…病気かな…??)

強い女性陣の筆頭とも言える、小柄だけど強気でカッコよくてかわいいお花。

いつもは呑んだくれの留吉をお花がガミガミ怒って〜…という様子ですが、お花の身が危険に晒されると、真っ先に助けに行く留吉に「夫婦だ〜!!!」と湧きました。

 

あと吉田くん(ここもRENTだ!)演じる森田の旦那もいいですよね。

炭坑現場のリーダーで考えが若干凝り固まった印象もありますが、やはり家族を守るためなんだな〜と思うし。

あと歌!RENTのときもいい声だな〜すごいな〜と思いましたが、本作でも歌うま発揮していてほれぼれしちゃいました◎

 

【おまけ】水田航生と平間壮一の…

某シーン、水田さん演じる政則が泣きながら(本心ではやりたくないと思いながら)、平間さん演じる佐之助を殴りまくる〜ってところがあって…

一部のオタク「なんのご褒美???」とざわついたとかなんとか…

苦しみながら殴る水田さんのお芝居も最高なら、殴られ上手・ボロボロになるの上手な平間さんのお芝居も最高で、しかもこの二人のこのお芝居を同時に見えられ…いや、目が足りない!!!

 

劇場で見たとき、ワケがわからなすぎて(これは現実??となって)焦ったので、円盤化されたらしっかり見直したいポイントですね。

 

さいごに:【祝】2024年5月24日、円盤発売決定!

というわけで。ヴァググラント円盤化が決まったそうです!

おめでたい〜!!

News — 2024年5月24日(金)発売!Blu-ray、ライブ音源盤CDを含むスペシャルパッケージ版にてリリー...

 

Wキャストを網羅したBlu-ray2枚入!さらに、ライブ音源CDも入った超豪華版…!

しかしCD入は嬉しいですよね…音源といっしょにおでかけできちゃうもんね…

内容が豪華なだけ値は張りますが、Wキャストを迷う必要がなく、一気に両キャストが楽しめる内容なの、これはこれでいいですよね。

これも"晴一さんプロデュースのヴァグラント"ならでは、な気がしたり。

 

▼予約・購入はこちら、アスマートにて!▼

www.asmart.jp

 

コロナ禍を経た今、芸能と、それを享受する人間と…そんなこの作品に出会えたことに大きな意味を感じます。

改めてカンパニーのみなさんに、感謝を伝えたい!素敵な作品をありがとうございます!!!

今ある環境を当たり前と思わず、自分が後悔しない生き方を選び取っていきたいね。

 

今回も今回とて、長々としたブログになってしまった!!

ここまで読んでいただいたそこのあなた、いつもありがとうございます!

よかったら関連記事も見てって下さいね〜!

 

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