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将来新潟に還りたい夫婦の生活記録

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解散なんてまだまだ先だと思ってた ~V6の話~

 

「いや、解散なんてありえんし。」

 

何か月か前、ダンナ氏にドッキリのテイで「V6解散するってよ」と言われた。

一瞬ドキッとしたけど、いやFCからそんな知らせきてないし…騙されるかよ、と思って平常心でこう答えたことを今も覚えている。

 

 

今日の仕事終わり、いつも通り会社を出て、歩きながらスマホを見る。

まずはLINEを開く。ダンナから、やたら安否(もはや生死だけど)を確認する旨のメッセージが届いていた。不穏である。

FCからメールが届いている。大切なお知らせ…なんだそれは…。

Twitterのトレンドを見る。状況を知る。

 

思わず立ち止まった。道の端っこで呟く。

(えっ…嘘でしょ…)

 

本日、2021年3月12日16時。FC会員サイトのお知らせにて、

「V6は2021年11月1日で解散する」報告がありました。

 

思い返せば、私が好きになったばかりの頃の6人は今ほど広い世代に受け入れられていたわけではなくて、田舎の小さな小学校でカミングアウトすれば、友達に「オジサングループが好きなの!」「人と違うグループが好きでいたいだけなんでしょ」とか心無いことを言われていました。

「人気が無くてすぐ解散するんだ」

これも何度も言われた言葉で、「そんなことない!」と反論しつつも、心のどこかで"もしかしたらそうなるのかも…"と思っていたりもして。

 

でも、実際にはそんなことは起きなかった。

私が好きになってからおおよそ15年経ったけど、どんどん魅力的になって、

(それこそ一時期不仲説とか週刊誌で言われたこともあったけど)

メディアでも「個性が光る素敵なグループ」ということが発信されるようになって…

若い子(現役JKとか!)からも新規ファンになる子がいたり、老若男女から支持されるようになった。

どんどん、どんどん、存在感のある素敵なグループになっていった。

そんな姿をずっと見ていて、私は、ファンでいることが誇らしくて、嬉しくて、幸せだ。現在進行形で幸せなのだ。

 

解散という形にはなったけれど、それは前向きな決断で、

6人がたくさん話合って見出した答えだから…なんなら今まで目にして来た中で一番"幸せな解散"なのかもしれない。

だからあの頃の私に、今会うことができたらこう言ってやるんだ。

「そんな心配してる暇があるなら、一時も目を離さず、ずーっと応援し続けることだね!」

見えない未来を恐れて、6人に恋焦がれていたあの頃の自分よ、未来の私はきっと幸せだ。

 

……

 

「V6はこの6人じゃなくちゃいけない」

そんなような言葉を、ここ何年かで色んな場所で耳にしてきた。

25年間続けてこれたのは、この6人だからだ、と。

一人でも欠けたらそれはV6じゃないから、と。

だから、今回剛くんが退所することによって、解散という道を選んだのもすんなり納得がいく。6人らしい答えだと思う。

自分でも驚くぐらい「そっか」と腑に落ちた。

 

確かにここ数年で、解散ではなくても"今後のことを6人でよく話す"ような発言はあったし、いろんな活動から"集大成っぽさ"が垣間見えるねーなんてツイートもたまに見かけた。確かにな…と思った。

6人の終わりは6人が決めてほしいんだよね、なんて話も聞いたりして、それも確かに…と思った。

ぶっちゃけ今の事務所の状態がどうこうとか、方針がどうとか、よう分からん。でも、見えない力で活動が先細りしてグループが終えさせられていくなんて、とてもじゃないけどそんなのは嫌だ。

そういった可能性を考えると、6人が今、希望した進路が実現されたのは幸せなことなのかもしれないな…。

 

 

一方で、冒頭で述べたように「解散なんてまだ先」と思っていた。いや、自分自身に言い聞かせていたのかもしれない。

きっとこれからまだまだ年をとっても、6人でシワを増やして笑いあって、でもドチャクソかっこよいパフォーマンスをするオジサンでいるんだ、って。

やっぱり、その姿を見れなくなるのはとても寂しい。

「僕らの関係性はこれからも変わらないから」って優しく笑ってくれるイノッチ。

分かってるよ!!!!そんなん、きっとずっとそうなんだなって、分かってるんだけどさ…もうそんな6人を見続けることができないのか、と思うと悲しいよ。

 

究極なところ、6人が健やかに生きていてくれれば、それでいて6人が6人らしい関係であり続けられるなら、それはファンとしても幸せなことだと思う。

でも、わがままだとわかっていても、6人で、6人の曲を、歌って踊ってライブしている姿を、まだまだ見続けたかったなぁ、というのが正直なところだ。

(昨年25周年の年は、コロナのこともあってライブツアーできなかったし。)

最後にライブツアーやりたい、と言ってくれているけど、本当にできるのかなぁ…といか、やったとして私は果たして当選するのかな…と今から不安しかないのである…。

 

 

 

コメントやFCの動画を見て改めて思う、V6は本当にファン想いだなぁと。

私が仕事中でなくて、もっと早い時間にメールに気が付いていれば、ほんとの最初の最初に6人の言葉でこの発表を聞けたわけですし。(そういう面ではSNSも良い悪いだよね)(仕方ないことだけどね)

そしていつもと変わらない明るい雰囲気な6人の動画。

暗くさせないように、変な報道に惑わされないように~っていう気遣いが見えるからなぁ…優しいよな…。

大切な節目の発表はいつもそう、ファン第一でお知らせしてくれるグループだ。

 

そんな6人に出会えたこと、応援し続けられたことは、やっぱり幸せだし、2021年11月1日をもってそういった時間が消える訳じゃない。

活動は一度終えてしまうけど、積み重ねてきたものは消えない。

まだまだ寂しさや悲しさは心の中に居座り続ける気がするけれど、6人が提供してくれる残りの時間を、精いっぱい楽しみたいと思う。

そして、ちっぽけないちファンとして、どこかで感謝を伝え続けたい。

 

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2017年ONESコンでの一枚、久々のぼっち参戦でした。

 

……

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