ごはんがおいしい。

将来新潟に還りたい夫婦の生活記録

MENU

今だからこそ、grooveコン円盤をようやく見れたという話。

 

あの日から、頭では分かっていても、どうにも心が着いていかなくて。2021年11月1日の映像だけを、ずっと見れずにいました。

 

世の中色々ありすぎるけれど、先日ついに円盤を――2021年11月1日の映像を見ました、という話。

内容の感想というより、お気持ち多めなブログです。内容に触れたブログはまた近日中に…

書き進めるうちに「ン〜、前半は言い訳ブログかな??」という気もしてきたので、『経緯とか言い訳とかいらん!!お気持ちだけ読ませて!!』な方はここらへんからどうぞ。

 

時はなだらかな水のように流れ、もうすぐ2年

解散発表の後、それから

解散する、と発表があって投稿した記事がこちら。

okomemgmg.hatenablog.jp

 

解散発表当時の私は、いや解散なんて…と、つい最近まで思っていて、とても心が追い付きませんでした。でも、とうに本人たちはその時に向かって走り始めていて。

イノッチの言葉を借りるなら、「わかんないよね!私、推しグループが解散したことないので!!」というところ。

「解散」の事実は頭で受け入れられても、じゃあ自分はどうしていいのか分からず、多すぎるほどの情報供給を追いかけるのでいっぱいいっぱいの日々が続きました。

 

ところでわたし、筆が早い方ではありません。(ダンナめちゃ早いですよね、尊敬します。)

きっとこまめな人は、シングル・アルバム・アプリコンテンツ等々…リリースの度にブログにまとめられるんでしょうけど、私はね、できませんでしたよね…。

単純に筆が遅いせいもありますが、実感が湧かない・気持ちが追いつかないのも理由だったと思います。

 

ずっと下書きのままの、ブログ記事

その後、全ファンが望んでいたであろう4年ぶり・対面でのライブツアー開催が発表されました。これが解散前最後のライブツアー、案の定オーラスは11月1日。

私はというと、10月のさいたまスーパーアリーナ(SSA)公演は現地参戦が叶い、11月1日の幕張はチケット戦争に敗れ配信で見ることに。

いつも通り、ライブに向けてアルバム買って聞いたり、参戦服を考えたり、ワクワクソワソワしたりして…迎えた参戦の日。

 

V6からのあまりにも大きすぎる愛。解散の実感。進化し続けるパフォーマンス。

見たもの・感じたものの情報量の多さに、私は打ちのめされました。

 

「これは、もう、書かねば!!」とブログを書き始めたものの、SSA公演は10月も後半。テレビ番組ではほぼ毎日のように「V6最後のゲスト出演!」とか、「学校へ行こう!~愛なんだ2021~」とか、見なきゃ行けないものが多すぎて…

 

あっという間に10月が過ぎ去り、迎えた11月1日。

 

詳細は後述しますが…メンバーとファンとが気持ちを共有できる空間で、ずっとキラキラして切なくて…きっと、私の人生の中でずっと大切な時間になったことは確かです。

しかもね、ライブが終わった後もどんどん"特別映像"とか"V-Land"とか、矢継ぎ早にものすごい供給があるじゃないですか?!

本人たちの愛がデカすぎて泣きながら笑っちゃったよね!!ほんと〜に供給多すぎ!!!

 

まぁそんなこんなで、余韻に浸りながら、ブログ書くぞ…とPCに向かう私。

でも書きたいことが多すぎて笑、「ンン…??V6に対する気持ちから書けば良い…??」「SSA公演と幕張の内容分ける??一緒でいいか???」「これどっち(SSAと幕張)の記憶だっけ…?」と、文章まとまらない!…タスケテクダサァイ…!!!

 

しかし時間は過ぎて去ってゆくもの。

そうこうしているうちに、他のブログネタやら観劇やらがあり、ブログ記事は下書き欄にずっと取り残されたまま…もうすぐ2年経とうとしています…(遠い目)

え?結局怠けてただけじゃん、って?そうだよ?!?!?!

 

「見たらすべて終わってしまう」怖くて見れなかった円盤

ブログ記事は下書きのまま、Amazon prime では、SSA公演の映像が配信開始。

【Amazon prime】LIVE TOUR V6 groove at SAITAMA【視聴はこちから】

ダンナが会員なので、配信されてすぐにありがたく視聴しました。

始まって早々、「Heart Beat Groovin'」のイノッチの掛け声が入ったあたりかな…その時点で色々思い出して涙が…私の情緒…()

ちなみにこちら、幸いにも(?)私が入ったほうではない公演の映像がメインのようでした。私の思い出はずっと心の中に…ってコトね!

 

そして、とうとう発売となったgrooveコンの円盤。こちらが最終日、11月1日幕張公演の映像となります。

【ドキュメンタリー映像+MC集】LIVE TOUR V6 groove(初回盤A)(Blu-ray2枚組)

【「WANDERER」と未公開ライブ映像+「鏡」「目を閉じれば」音源】LIVE LIVE TOUR V6 groove(初回盤B)(Blu-ray2枚組+CD)

【3000円以下で買える…?!】LIVE TOUR V6 groove(通常盤)(Blu-ray2枚組)

 

まぁ、買ったんですけどね…見れませんよ。だって…え、見れなくないですか???

 

「解散を実感したくない?」

――それはそうかもしれんけど、そうじゃない。とっくに実感してるしな。

「"最後の作品"だから?最後の供給がもったいなくて?」

――これもそうなんけど、それだけじゃないよな〜。

 

気持ちとしては複雑で、あの日の寂しさを思い出してしまうから…メンバーの挨拶をまともな情緒で聞ける気がしない(笑)から…涙と笑顔であふれたひとときのことが本当に「思い出」になってしまうから。

自分の思い出に、何かしらのフィルターをかけて上書きされてしまうのが嫌で、怖かったのでしょうね。

 

でも皆さん御存知の通り、我らがジャニーズ事務所が…いや、もう名前変わっちゃいましたけど…

ホームである場所が大変なことになり、悪いことしたわけでもないメンバーが矢面に立つような場面もあって、本当に見ていられないほど辛くて。

 

言葉を選ばず言うならば、

『大切なV6を汚されたくない。だから、今見たいと思った。』

そんなところでした。

 

もっとも、他にも環境的な理由もありまして。

  • そもそも夫婦の部屋だと円盤見るまでの腰が重すぎ
  • 「あ〜、そろそろ2年か…そろそろね…」という気持ち
  • 10月某日、実家に帰る機会があった
  • 実家の大画面高画質テレビ(スペックは忘れた)で見れるチャンス!
  • SSA公演一緒に入った母も一緒に見る気満々!

「来るべき時が来た」のでしょう。

ようやっと"V6 groove"をもう一度、見届けることにしました。

 

特別な日、11月1日の話

みんなにとって大切な日、"11月1日"の最終公演

コロナ禍での開催は本当に大変だったのを傍から見ても感じていました。まず動員数が普段の半分ぐらい。厳重な感染対策と、各所への協力依頼と事前周知。フェイスシートを開催側で準備して、当日入り口で配布…

 

そんな中で最後、幕張公演だけはコロナ禍当時は異例の「間引き無し動員」になることが直前で決定。

更に、11月1日は元々"FC会員のみ動員"の公演です。名実ともに特別な公演になることは容易に想像できました。

 

V6とファンにとって、"11月1日"はずっと特別。

デビュー日でもあり、何度もファンとV6がデビュー日をお祝いした日で(主に代々木で!)、そして解散日でもあった。

そんなこの日に向けて「よりたくさんの人と直接会えるように」と、コロナ禍前の動員数で開催してくれたことに、まず心から感謝だなぁ、と。

 

配信の映像で映し出される、久々に目にする満員の客席。今まで当たり前だったけど、コロナ禍では当たり前じゃなかったこの光景。

マスクやフェイスシールド等制限はあれど、最後の最後に6人に"満員の客席"を見せてあげられたことは、いちファンとして"安堵"というか…本当に、よかったなぁと思います。

 

わたしにとっての"2021年11月1日"

前述した通り、2021年11月1日の最終公演、私は現地に入れませんでした。応募しましたよ、もちろん!最後ぐらいは入りたい!という気持ちで。

当たり前ながらずっと"11月1日の公演"って高倍率だったし(しかも大抵聖地・代々木第一なので)、長年地方民だった私は結局11月1日に会場に入れたことはなかったんですよね…もはや憧れ、みたいなね…

 

今回は直前に動員可能数が増えて、復活当選の人も結構出たようですけど…これもだめでした。

 

でもね私、心の何処かで一歩引いたところから

「私はこの公演には入れないよ」

「私よりもっと、入るのにふさわしい人がいる」

「私はきっと、選ばれなかった」

そんな風に思ってしまって。

 

私は解散当時、ファン歴だけなら15〜16年ぐらい。デビュー前・当時からV6ファンの人でも入れない人がいれば、そういう人に入って欲しいと思っちゃう。

お恥ずかしながら、途中トータルで1〜2年ぐらいV6を熱心に追えてなかった時期もあり、それが罪悪感でもありました。そんな私より、ずっと一途にV6を好きな人が入ってほしい、そんな思いもあって。

でも、そんな一歩引いたところが尚更「私が選ばれなった理由」なのかな、なんて風にも思います。もっと人生丸ごとV6に掛けていれば違ったのかもしれないけど…でも…

あ〜もう、難しいですよね、人生と趣味との距離感って!!!(?)

 

そしてやってきた、2021年11月1日。

配信の映像で映し出される、久々に目にする満員の客席。そして、思い思いの気持ちをこめたうちわたち。――この光景だけでもう、涙が溢れました。

いつも目にするメンバーの名前のうちわより、各々がオリジナルで考えたであろうメッセージのうちわが目につきます。

「26年間ありがとう」「6人でいてくれてありがとう」「これからも大好き」

あぁ、みんな同じ気持ちなんだよな、と。(ところでトップの画像は、私の自作うちわくんなんですけど。)

これを見たらなんとなく、ちょっとだけ、"11月1日に現地に行けなかった自分"が成仏できたような気がします。(ちょっとだけね!!!)

「私の気持ちもきっと伝わっている」

「愛があふれる空間で、最後を締めくくれたならそれが何より」

キミが幸せなら、それは私の幸せだからね

 

まさに"有終の美"。そんな「作品」だった本編

そこにあるのは「勤続26年の矜恃」か

これは映像の綺麗さや、私が見た画面の大きさ(笑)のせいもあるかもしれませんが…

初っ端からもう、メンバーの気合いの入り方がすごいですよね…映像なのに表情からひしひしと伝わってくる、並々ならぬ気合い・自信・覚悟…

今までの26年で培ってきた、パフォーマンスの質に裏付けされた自信だろうし

V6であるという自負、でしょうか。

そして、最後までやりきるという覚悟のような…

とにかく、6人みんなが今までにない「いい顔」でした。

 

それでいて、客席も全部含めた会場の空気感が感じられるんですよね…

そんな6人を見届けるという、ファンの強い意志と独特の空気感が、映像からも伝わってきました。…つくづく現地が羨ましいですね…笑

 

そういえば、この本編映像の編集、我らが三宅健も携わってるとのことで。

なんかもうね……色々納得ですよ。

会場の空気感を上手く捉えつつ、メンバーの「いい一瞬」を多く切り取った編集、という印象で…「この瞬間残してくれてありがとうな…」って瞬間が何度あったか…!!!

あ~もう、詳しいあれこれは別記事にするんだってば…!!!(エ~ン…)

 

界隈で物議を醸した「家族」の演出。そして個人的には「分からないだらけ」の映像編集もだいぶ…(見た人はわかると思うけど…)

この編集を三宅さんがやっているという"その意味"を考えると…いや、その後のソロコン「NEWWW」でも感じましたけど…だいぶ未練ありましたよね…?

「未練」ていうと怒られそうだけど、いうならば「ファンに一番近い気持ち」を理解(わか)ってたのはやはり彼なんだろうな~と思わずにいられませんでした…私はね…

okomemgmg.hatenablog.jp

 

 

馴染みの曲も新曲も、全部まとめて「V6 grooveという作品」

色んなところで語られている内容ですが…

最後のライブだから、という特別扱いではなく。あくまで今まで通り、アルバム出して、最新曲を中心にセトリを組んで…それが今まで以上に最高にカッコよくて…

今回映像を見て改めて、そんな一貫したアーティスト精神に感服する思いでした。

 

最新曲…アルバム「STEP」の曲たちって、曲として良いだけじゃなくて「V6の有終の美としてふさわしい曲」ばかりだなぁと思っていて。

だって…今までの道のりや、6人のことを感じさせる曲…ばっかりじゃないですかあ……

【カミトニ曲入りは通常版だけ!】STEP(CDのみ)

【限定版も今ならお安いみたい】STEP(CD+Blu-ray)(初回盤A)

 

 

最後らしさ、というのはそんな曲やパフォーマンスに委ねて、あくまで一作品としてどこまでも美しくてかっこいい…

「これぞV6だよね」と、どこか嬉しいような切ないような気持になりました。最高だよ、本当に。

 

さいごに「うまくやってくれて、ありがとうね」

岡田さんの写真集「Guys-俺たち-」にあった

「俺たちはうまくやれたよね」

この言葉…時が経てば経つほど…こみ上げるものがありますよね…

 

映像を今回見返して、なんなら写真集も、パンフレットなんかも見返して…最後まで美しくてかっこいいグループだったと実感しています。

こんな素敵なグループに出会えたこと、応援して十数年間一緒の時間を共有できたことは、私にとって一生の財産だと、改めてそう思うのです。

「うまくやってくれて、ありがとうね」

 

最後の6人の挨拶、それぞれ"らしさ"が感じられて大好きです。

同時に、6人が本当にV6が大好きだったことも感じられて…よかったなぁ、と思います。愛してくれてありがとう。

坂本さんの「この景色をもう一度見ることを目標にしたい」という言葉。

今聞くとちょっと辛い気持ちになるけれど、きっと、この6人だから大丈夫です。

どこの君もずっと幸せでありますように!!!

 

【関連記事・過去記事】

okomemgmg.hatenablog.jp

okomemgmg.hatenablog.jp

okomemgmg.hatenablog.jp

okomemgmg.hatenablog.jp