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【一問一答】3分で分かる新NISAの基本的なこと~新NISAに向けて何をしたら良いかも解説!~

こんにちは、ダンナです。

最近、身近な生徒であるヨメより質問がありました。

 

ヨメ「新NISAって何が変わったの?」

 

新NISAが発表されてから半年経ちますが、まだ広く浸透していないようです。

ヨメ曰く、勉強しなければとは思っていたけど忙しくて調べられていないそう。

僕のようお金の勉強が好きな人間からすると娯楽の一種になっているのですが、一般感覚では”面倒くさい”ことであることを忘れていました。

そこで、大体3分くらいでザックリ新NISAについて理解できるように記事にしてみたいと思います。

 

結論(忙しい人はここだけでもOK!)

2024年1月から始まる新NISAは”つみたてNISA””一般NISA”と何が違うのか…。

誤解を恐れずに言えば、結論は以下の3つ

 

非課税保有限度額が1800万円と増額した

 今までのNISAでは、一般NISAでは年間120万円・非課税保有期間5年(非課税保有限度額600万円)、つみたてNISAでは年間40万円・非課税保有期間20年(非課税保有限度800万円)でしたが、新NISAは年間360万円・非課税期間無期限(非課税保有限度額1800万円)と大幅に増額しました。

 

一般NISAとつみたてNISAが合体した

新NISAではつみたてNISA的立ち位置の”つみたて投資枠”と一般NISA的立ち位置の”成長投資枠”の二つの枠で投資が可能になりました。

つみたて投資枠”は年間120万円(非課税保有限度額600万円

成長投資枠”は年間240万円(非課税保有限度額1200万円

※成長投資枠でも投資信託のつみたてが可能なので、つみたてNISAとして考えれば800万円から1800万円に増えたと考えて差し支えないです。

 

非課税期間が無期限になった

複雑な話は置いといて、”つみたてNISAは20年間”・”一般NISAは5年間”と非課税になる期間が定められていました。

しかし、今回の新NISAは無期限!皆がそれぞれ自分にあったペースでの投資が可能になりました。※今後、NISA制度の改正がない場合に限る。

 

以上、新NISAの制度改正についての概要でした。

ここまでで大体3分くらい?早ければ2分くらいで読めたのではないでしょうか(ヨメに実演してもらった時は1分30秒でした)。

以降はより詳しく知りたい!齟齬無く理解したい!という方に向けて、新NISA制度について解説していきます。

まだ時間があるよ!という方は是非読み進めてください。

 

詳細(より詳しく説明!)

(1)旧NISAと新NISAの比較

旧NISAと新NISAの比較については各社HPに分かりやすい図表が掲載されています。

今回は私が愛用するSBI証券さんからの引用した図を基に解説していきます。

※便宜上、現行NISAを旧NISAとして表記します。

引用:SBI証券「2024年から始まるNISAの制度変更について」

まず抑えておきたいポイントとして、新NISAでは”つみたて投資枠”と”成長投資枠”の二つの性格を持っているというところです。

今までは購入方法が”積立”のみの”つみたてNISA”か、”スポット・積立”と選べる”一般NISA”のいずれかでしか運用できませんでした。

しかし、今回の制度改正で”新NISA”は、”つみたてNISA”と”一般NISA”の両方の性格を良いとこどりした制度に生まれ変わりました。

 

では、今までの”つみたてNISA”や”一般NISA”で運用していた分はどうなるのか?というと、全く別の制度になるので無視してもらって構いません。

旧NISAでの非課税期間や保有額は旧NISAで適用され、新NISAでは全員まっさらな状態から始めることができます。

もう少し俗物的な言い方をするなら、「早く始めていた人は、お得!」ということでしょうか。

先行者利益とでもいうのでしょうか、旧NISAで限度額までの積立・購入していた人は生涯投資枠1800万円以上の非課税保有額を有することになります。

 

また、今まで旧NISAでは満額投資出来ない人や、投資を遅く始めた人は非課税限度額が少なくなっていました(例えばつみたてNISAが年間40万円投資しないと800万円使い切れない…とか)。

 

これは不平等!ということで、新NISAでは”いつ始めても”、”投資額がいくらからでも”不平等なこと無く1800万円という枠の中で投資が可能となりました。

最大の特徴は生涯投資枠の限度額は復活するということ。

これにより「まずは少額から…」「より長い時間かけて投資したい…」といったように、個人のライフプランに沿った投資戦略が建てられるのです。

 

また、新NISAで”成長投資枠”として一般NISAに似た投資枠が設けられておりますが、成長投資枠でもつみたて投資枠の延長で投資信託の積立が可能です(一方、つみたて投資枠で成長投資枠と同様の運用は出来ません)。

 

(2)新NISAの実施期間と開設方法

つぎに、新NISAの実施期間や開設方法について説明します。

開始時期

開始時期は2024年1月から始まります。

旧NISAでは実施期間が設けられており、つみたてNISAは2042年末まで、一般NISAは2023年末までとされていました。

しかし、新NISAは実施期間が恒久化されました。

※新NISA実施に伴いつみたてNISAも2023年末までと短縮されますが…。

今度、制度改正等がなければ実施期間を気にすること無く運用することが出来ます。

しかし、旧NISAですら短い期間で何度も改正があったため、恒久化といえど永遠に制度が続くわけではないと覚えておきましょう。

 

開設方法

新NISAの開設方法は既に旧NISAを開設している人であれば、何も気にすること無く2024年になれば自動的に開設されます。しかし、別証券会社へと移管したい場合は今年中に動く必要があります(近々記事にします、コメント等あれば早急に…)。

一方、まだ旧NISAを開設していないよ!という方は、今のうちに口座を開設してしまいましょう。

 

初心者さんへのオススメは楽天証券です。

※ダンナは保有資産規模が多いSBI証券にNISA口座を移管予定ですが…。

なぜ楽天証券か…と問われると「見やすいし、分かりやすいから」に尽きます。

UIが洗練されているため、初心者でも感覚的に操作が可能です。

日本人が英語だらけのHPを読みたいと思わない人が多いのと同じで、感覚的に難しいと思ってしまうと一歩先に進むことすら出来ないと思います。

そういう点では扱いやすいアプリやHPの楽天証券は導入にうってつけです。

(3)投資対象商品について

新NISAで投資対象となる商品は旧NISAと比較して以下の点が変わりました。

①つみたて投資枠はつみたてNISAと同様に長期・積立・分散に適した投資信託

②成長投資枠は高レバレッジ商品を除く投資信託・上場株式等

 

総括(ダンナの所感付き!)

最後に、新NISAに向けて何をしたら良いか話したいと思います。

まず、NISA口座を開設していない人は今すぐ開設しましょう。

Twitterでは「新NISAまで投資は待ったほうが良い?」と迷っている方が散見されますが、さっさと始めてしまいましょう。

新NISA如何に関わらず、投資は今すぐ始めるべきかと思います。長期的に投資することを検討しているのであれば尚更です。

また、「新NISAが始まったら一括投資かつみたて投資、どちらが良いのか…」という質問も散見されますが、僕は一括投資をオススメします。

色々と理由はありますが、最大の理由は"恒久化"がいつまで続くか分からないからです。先述しましたが、NISAの制度は短期間で何度か変更しています。1~2年は新NISAが実施されるかもしれませんが、その後はわかりません。さっさと使い切りましょう。

長期投資をするうえで、積立投資というのはパフォーマンスに対して影響がないというデータがあり、むしろ一括投資のほうが良いパフォーマンスを出しているそうです。

あくまでも過去データの話ですが、さっさと初めて、さっさと使い切るのも悪くないと思います。

とはいえ、ドルコスト平均法といった時間分散は精神的安定を得るためには一定の効果があるため、初心者には良い投資手法であると言えます。

口では「長期投資です。」とはいうものの、リーマンショックやコロナショックのときのように大暴落に見舞われると手放してしまう人が多いのです。

自分で思っているよりもリスク許容度が高くないと覚えておきましょう。

 

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